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DQⅨ Ⅸにて初登場したモンスター。 【かまっち】の上位種、【メフィストフェレス】の下位種にあたる。 【エルシオン地下校舎】と宝の地図(遺跡タイプ)に出現する。 暴走する可能性のあるドルクマを唱える他、「アサシン」の名のとおり急所突きによる一撃必殺攻撃を得意とする。 また、不気味な閃光を使い呪文耐性を下げてくることもある。 単体ならば急所突きにさえ気をつければそれほど厄介な相手ではないが、複数や【デスプリースト】との組み合わせは非常に危険。 できれば戦闘したくない相手である。 ちなみに討伐モンスターリスト2ページ目の説明は例によって(?)寒いギャグである。 DQMBV レジェンドクエストⅨの第五章で【アイスビックル】、【キラーリカント】と共に出現。例によって敵専用種。他2匹はカード化されてるのに。 技は暗黒の力をまとったカマで斬りつける「ダークスライス」と、笛にも代用出来るカマからの音色で敵を眠らせる「眠りの笛」。 どちらの技も【かまっち】のモーションの使い回しである。また、打撃に弱い。
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ジナコ=カリギリ・アサシン ◆holyBRftF6 街外れにある一軒家。街外れにあるとは言っても決して幽霊屋敷などではない、ごく普通の一軒家だ。 しかし、人が出入りする様子がない、という点では幽霊屋敷と共通している。 「ジナコさんは今日も仕事休むッスよ~。ボクが仕事する必要なんて無いッスからね~」 なぜなら。その家に住むのは、引きこもりだったからである。 ジナコ=カリギリ29歳。月海原学園の補欠教員。だが学校には行かない。仕事したくないから。 「だいたい、なんでボクが働く必要があるッスか。エリートニートのジナコさんは働く必要ないッスよ」 誰も聞いていないのに、布団の中でネットサーフィンをしながらジナコは呟く。 彼女にとって、働かないのなんて今更な話だ。 15年間に両親を失って。 その遺産で一生暮らせるだけの財産を得て。 進学も就職もせず、苦労のない勝ち組エリートニート生活を続けてきた。 ――15年間も、この生活が続いてしまった。 「……あれ? ボク……ニート、ッスよね」 ぐるぐると頭が回り始めるのを、ジナコは感じた。それは、ここ数日で何度も感じたもの。 似たような感覚を、彼女は知っている。自分の将来について考える時だ。 こんな人生でいいのかと悩むたびに、ジナコの頭にはもやがかかったようになって、それに耐えられず寝てしまう。 だけどいつものそれとはどこか違う、とジナコは思う。 だって最近の自分の頭の中は、いつももやがかかっているのだから。まるで、何を隠すように。 「なんで、アタシが教師になんて…………」 ジナコの頭の中が撹拌されていく。 自分が学校で仕事なんて、できるはずがない。 学校にすらまともに行けなかった自分が、生徒達を見るのは怖い。 学校の中で目覚めていたら、きっとどこか誰も来ない場所で引きこもっていた。 ――じゃあなんで、アタシは学校の補欠教員になれたの? 社会に出て面倒な付き合いにがんじがらめにされて。 うるさい年下の連中のわがままに付き合わされて。 そんな、つまらなくて……自分が失った可能性。自分じゃきっと怖くて耐えられない仕事。 次々にジナコの頭に湧き出てくる何か。 それは本当に水のごとく沸いてきて……とうとう、口という蓋から溢れだしていた。 「せいはい……せんそうの、よせん」 知らず知らずのうちに、そんな言葉が口から漏れていた。 それは、堤防の決壊が始まる予兆だったのか。 頭の中にかかっていたもやは急速に晴れていき、中に隠されていた何かが次々にジナコの記憶に入り込んでくる。 「なに、これ……知ってる……! でも、知らない……!?」 思わず布団を跳ね除けて、頭を押さえる。けれど、もやという抑えが無くなった以上既に手遅れだ。 ジナコは自分を思い出し、聖杯戦争を記憶させられていく―――― なんでも願いが叶う木片。 そんな内容の怪しいダイレクトメールが送られてきたのは、つい最近のことだった。 バカバカしい、とジナコは思った。きっとよくあるスパムだ。むしろ、なんで迷惑メール扱いされなかったのか。 ちゃんと仕分けしろッス、などと思いつつ……なぜかそれが、気になって仕方がなかった。 そのメールにはこうもあったのだ。 この木片を得るだけでは願いが叶いません。生死を懸けて戦って、それに勝ち残ることではじめて願いが叶うのだ、と。 スパムじゃなくて新手のゲームの誘いッスか? と突っ込んだものの、ジナコはなんとなく直感した。 本当に死ぬのかもしれない。 ジナコにとって死は絶対で、身近で、突然で、恐ろしいもので……だからこそ、このメールに説得力を感じた。 願いも叶うのかもしれない。 興味半分、本気少しでその木片を購入して、送られてきた木片に願った。人生をやり直させてください、と。 そして―― 「痛っ……!?」 痛みに、ジナコは意識を引き戻された。 思わず見た手の甲には、何か文様のようなものが浮かんできている。 彼女はそれをもう知っている。いや、知っている事にされた。 「令呪……れいじゅ?」 反芻するように言葉を繰り返す。 令呪。サーヴァントへの絶対命令権。これが無ければ死ぬ。 いつの間にか頭の中にある知識に、ジナコは薄気味悪さを感じた。 「…………用件を聞こうか……」 「ひっ!?」 だから、いつの間にか立っていた男の存在にも気付かなかった。 声のする方を見上げたジナコは、思わず悲鳴を漏らしていた。 そこにいたのは、恐ろしい男だ。 スーツを着ていても分かるくらい、筋肉質の屈強な男。贅肉だらけのジナコとは比較するだけでも失礼だ。 だけど、ジナコにとって恐ろしいのはそんなことではなかった。 その男は、死を纏っていた。理屈ではわからないが、そう感じた。 まるで、死が人間の体を得て迫ってきたような錯覚。 この男に狙われたら、きっと死ぬ。一度逃げられても最終的には死ぬ。 ジナコは今更になって自分が臆病なことを思い出し、戦意を早くも喪失していた。 「あ、あんた、だ、れ」 「…………サーヴァント・アサシン。 マスター 依頼人で間違いないな?」 男は怯えるジナコを笑うことも、気遣うこともしない。 かろうじて絞り出した問いに、平坦な答えだけを返す。 サーヴァント、その言葉にジナコの知っているものの知らない知識が反応した。 聖杯戦争を勝ち抜くために必要な存在。マスターはサーヴァントと契約し、サーヴァントはマスターに従う。 自分がサーヴァントを失ったら負け。 逆にサーヴァントを使ってサーヴァントやマスターを全て倒せば優勝。 そして、目の前の男がジナコのサーヴァントだと言うなら。 「アタシを守ってくれる、ってコト……?」 布団の上に座り込んだまま、ジナコはその相手を見上げる。 まるで銃弾そのもののような死を感じさせる男。それが自分のボディガードと思うと、途端に頼もしく思えてくる。 ……しかし。 「どうやら、俺の仕事ではなかったようだ……」 「ちょ、ちょっと!?」 ゆっくりと目を閉じるアサシン。その顔は無表情ながら、「話はこれまでだ」と雄弁に物語っている。 ジナコは慌ててアサシンに縋り付いた。 「サ、サーヴァントなんでしょ? アタシを守ってくれるんじゃないの!?」 「………………」 答えはない。振り払うことすらなく、アサシンはジナコを見下ろすだけだ。 いったいどういうことなのか、何が悪かったのかわからないまま、ジナコは泣き叫ぶことしかできなかった。 「た、戦ってよ、敵をなんとかしてよ!?」 「…………敵を撃つということであれば、受けよう」 「へ?」 目を丸くする。 どういうわけか知らないが、いきなりアサシンはジナコに対する態度を軟化させた。 もっとも分からなくとも当然だろう。これは生前から続くアサシンの「ボディガードの依頼を受けない」という流儀によるもの。 そして受けないと言っても形式上だけのこと。生前にこの形式で依頼を受けた際、タクラマカン砂漠で動けなくなっていた護衛対象の元へラクダを連れて現れ、助けたこともある。 アサシンを知らぬ者には理解できぬ拘りであった。 とはいえ、アサシンのほうも生前とはケースが異なることは承知している。 そのため、英霊――もっともこのアサシンは反英霊に近いが――となった彼は召喚者との接し方を多少変えていた。 「ただし、俺と契約するならばいくつかのルールを守ってもらうことになる……」 「ル、ルール? 聖杯戦争の?」 「聖杯戦争のルールではない…… サーヴァントとしての俺に依頼する際のルールだ」 その一つが、ルールの事前説明である。 「まず、俺との契約は極力隠してもらう…… マスター 依頼人であることは令呪がある以上露見するだろうが、それでも俺は必要だと思った時以外表には出ない。 お前も俺について探るな」 「えぇーっと……?」 「聖杯戦争は、俺にとっても未知の領域だ…… 隠れながら戦うほうが都合がいい……」 もしかしてあんた弱いッスか!?と煽りスキルを発揮しそうになったが、口には出さない。 アサシンが纏う威圧感は、とてもじゃないが弱いとは思えない。少なくともジナコよりは絶対に強い。 「次に……俺が実体化している時は後ろに立つな」 「は? なんで?」 「殴る癖がある」 「ちょ」 思わずツッコミが口から漏れた。ジナコがこの男に殴られたら死ぬ。絶対に死ぬ。 癖でうっかり殺されるなど、迷惑などというレベルではない。 「そして、俺はどんな理由だろうと裏切りを許さない…… この場合、その代価は命で払ってもらう」 今度はツッコミどころか息すら漏らせず、ぶんぶんと頭を縦に振ることしかできなかった。 ネット上の殺害予告などとは違う本物の「殺意」。殺すと決めたからには確実に殺すという意志が、男の全身から溢れていた。 「最後に、俺達が聖杯を得た場合…… 聖杯の力で俺に関する記憶をお前の頭から消す事になる」 「? せっかく勝ち残ったのに忘れろってこと?」 「依頼人であろうと……やり方を覚えられたくはない」 ジナコには理解できなかった。 わざわざ助けに来て、命を張って優勝という栄誉を得て、それを忘れろ、などと言うのだ。 このアサシンは何のために自分の身を危険に晒すのだろうか? ジナコには不思議でしょうがない。 「どうせ、殺し合いの記憶なんて碌なものじゃないし。別にいいッスけど」 「………………わかった。 依頼を引き受けよう」 アサシンの意図がどうあれ、生き残れさえすればジナコに文句はない。 来るはずだった人生を取り戻す、なんて願いはとうに消えていた。全て忘れてここから逃げられるならそれでよかった。 ジナコが頷くのを確認すると、アサシンは姿を消した。それは今まで存在していたのが夢じゃないかと思えるほど完璧な消え方だ。 ジナコもしばらくはアサシンや聖杯戦争について……自分の今後について考え込んでいたが、いつものように頭にもやがかかってきた。 「……アタシには何もできないよ」 また布団を被る。 ジナコには何も出来ない。こことは違う時間、違う世界でインドの大英雄と契約した彼女もそうだった。 死ぬのは怖い。でも三十路近い無力なニートには、閉じこもって、引きこもって、現実から逃げることしかできないのだ。 ■ ■ アサシンは屋根に上がり、ジナコが篭もる建物からどう狙撃するべきか、どう狙撃されるかを調べていた。 幸いにして、ジナコがいる建物の周辺はそれなりに守りやすい地形である。 ここならジナコが篭もっている限り、軍人五十人に襲われようとも殲滅は容易だ。 「強すぎることは悪い。過信や慢心を招く…… だが、弱すぎることが問題であることは疑いようもない、な……」 相手が、ただの軍人であれば。 アサシンは直感していた。恐らく自分達は聖杯戦争において下位の――或いは最弱のペアであると。 マスターが弱いから、だけではない。ジナコの魔力供給は極めて貧弱だが、アサシンはほとんど魔力を必要としないので問題ない。アサシンの能力は、もともと人間の域を出ないのだから。 サーヴァントは基本的に生前より弱体化している場合が多いが、強化される場合もある。このアサシンもそれだ。食事や睡眠は不要になり、弾は魔力がある限り生前の精度のままで無限に使用可能。生前にどれだけ気を遣っていたかを考えれば、これらの苦労が無くなったのは相当な強化と言える。 だが、それでも自分は弱い英霊だとアサシンは確信している。生前のアサシンは超能力者や常人離れした身体能力を持つ相手を狙ったことがある。それらの相手には射撃を避けられ、苦戦を強いられた。 そして、今回の戦場はそういった輩が跋扈する聖杯戦争である。セイバーやランサーなら、本人は愚かマスターを狙う銃弾すら容易く切り払うだろう。何より。 「最大の問題は、マスターを殺されても活動できるアーチャーのクラス…… どれほどの射程距離を持つのかも気になる……」 得物であるM16を見つめながら、恐らく存在するであろう他の狙撃手について考える。 生前のアーチャーの最長狙撃は5000メートルだ。しかし、これは「撃った」というよりは「運んだ」と言えるものであり、よほどいい条件が揃わなければマスター相手ですら通用するか疑わしい。M16での有効射程距離となれば、いかにアサシンと言えど半分以下となる。 もちろんこれでも破格の距離だが、「アーチャー」ならばこれ以上の射程距離を誇る射手もいるであろう。宝具ですらない単なるM16と英霊が持つ宝具では、歴然とした性能差がある。 そう、M16は宝具ではない。 アサシンの宝具はその生き様を具現化した「13番目の男」。これはアサシンに狙われた相手はマスターの敵意・殺意に応じて耐久・幸運及び防御系スキルがランクダウンするというもの。「彼に狙われた相手は死ぬ」……その摂理を全ての相手に強要させる。 欠点はあくまで「当たったら死ぬ」ようになるだけという点。つまり、当てられるかどうかはアサシンの腕前次第だ。 故に聖杯戦争はアサシンにとっても未知数であり、格上に対する挑戦となる。 「………………」 アサシンは無言で街を見つめる。その様子には自分より優れた相手に挑む恐怖も、高揚もない。 超能力者にも、99%勝てないと予測されたバイオニック・ソルジャーにも最後には勝ったのだ。勝ち目が針の先ほどもないというのなら、その針の先より細い勝機を撃ち貫くために専心する。 マスター 依頼者にも不満はない。全てをアサシンに任せる、生前から依頼者はそんなものだったし、生前のアサシンも依頼者がそうすることを望んだ。 アサシンを嵌めようとした依頼者達に比べれば、ジナコはまともな部類とすら言っていい――少なくとも、今のところは。 「…………やってみよう」 だから、契約を果たす。魔力という報酬を貰う以上、受けた依頼を実行する。 それだけがアサシン――ゴルゴ13の、生前から続くレゾンデートルである。 『マスター』 ジナコ=カリギリ 『参加方法』 ムーンセルによる召還。 何者かから送られてきた木片を使用した。 『マスターの願い』 元の世界に帰れればもうなんでもいい。 『weapon』 なし。 『能力・技能』 なし。強いて言えばネットで培った煽りスキルと情報検索力。 いちおう霊子ハッカーとしての適性はあるが高くない。 『人物背景』 14歳の時に両親が突然死してから、進学も就学もせずに引きこもり生活を続けた29歳のニート。 長い間の引きこもり生活で大事な時間を失ったと感じているものの、今更変えることもできず結局引きこもり続けている。 また過去の経歴から「死」を恐れていて、誰でもいつかは必ず死ぬと考えている。 ただし普段はこういった性格を表に出すことはなく、「人生の勝ち組」「エリートニート」として生活を楽しんでいるように振舞う。 口調も普段は「ボク」「ジナコさん」と女性らしくない話し方をして年齢も偽っているが、これらはキャラ付け。 素が出ると「アタシ」になる。 本来の月の聖杯戦争においてはカルナという最高ランクのサーヴァントを引きながら、戦場に出ることができず不戦敗となった。 『方針』 何もできない。 『クラス』アサシン 『真名』ゴルゴ13 『パラメーター』 筋力D 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運A++ 宝具D 『属性』 秩序・中庸 『クラススキル』 気配遮断:A+ 完全に気配を断ち、発見することは不可能に近い。 このアサシンの場合、射撃時にも気配遮断のランクはそれほど落ちない。 しかしその代わり、通常時になぜか発見される事がある。 『保有スキル』 千里眼:C+ 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。プラスは道具による瞬間的な向上を含めたもの。 心眼(真)及び直感との兼ね合いによっては限定的な未来視も可能とする。 心眼(真):A 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 直感:B- 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 ただし後ろに立つ相手は敵としか感じ取れない。 破壊工作:A 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 ランクAならば、相手が進軍してくる前に六割近い兵力を戦闘不能に追い込む事も可能。 ただし、このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下していく。 『宝具』13番目の男 ランク:D 種別:対人 レンジ:1~99 最大捕捉:1 生前、あらゆる依頼を成功させてきた逸話の具現。 アサシンの攻撃は命中判定の際に幸運及び察知・回避系スキルを、ダメージ計算の際に耐久・幸運及び防御系スキルを、マスターが対象へ抱く敵意や殺意に応じてランクダウンさせる。 この宝具は攻撃の際に必ず発動し、例えマスターの感情が誤解に基づくものであったとしても関係なく効果を発揮する。 最大効果で発揮されればAランクだろうと下限まで下げることも可能だが、そのためにはマスターの強い意志と綿密な情報提供が不可欠。 ただしマスターがアサシンと敵対することになった場合、この宝具はマスターに対する攻撃の際に最大効果で発揮される。 また相手を弱体化させるだけで自身の命中率そのものには補正を掛けることができないため、攻撃が命中するか否かはアサシン自身の腕前次第である。 『weapon』 M16、リボルバー、手榴弾、仕込みナイフなど生前のアサシンの通常装備。 英霊となったことでいずれも神秘が付与され、また魔力が続く限り弾を用意することができる。 最低限の神秘しかないため宝具などであっさり弾かれるが、少ない魔力で修復・整備できるという利点もある。 なおジナコのマスター適性が低いため、生前の依頼に応じて新たに用意した特殊な装備を取り出すことはできない。 『人物背景』 特定のルールの元、高難易度の依頼を請け負うスナイパー。 多数の人間を殺害しているが、彼の狙撃によって救われた人間も多い。また、依頼が関係ない場面でもよく騒動に巻き込まれる。 寡黙かつ冷徹な性格で一度敵と見なせば容赦しないが、恩のある相手にはどんな不利益を被ってでも援助する。 この二面性を特に強く表しているのが依頼と関係のない第三者への対応である。自分の射撃を見られた相手を殺害する一方で、任務遂行中に巻き込んだ相手に何らかの謝罪・弁償を行うこともある。 劇中では能力について高い評価を受けているが、本人は自らを「臆病」と称し成功の秘訣についても 「……10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……運だろう……な……」 と述べており、自らの才能には驕っていない。鍛錬を欠かさないシーンも多数見受けられる。 射撃以外の分野でも高い能力を誇り、格闘戦でもプロボクサーを軽く圧倒する。更に習得していない技能や知識も極めて短期間で覚える学習能力を持ち合わせている。 しかし能力の限界はあくまで人間としての範疇に留まるらしく、射撃を避けるような相手には苦戦を強いられている。 『サーヴァントの願い』 依頼の完遂。聖杯はその結果として手に入る物に過ぎない。 『基本戦術、方針、運用法』 アサシンの自身の判断によって敵味方を判別し、排除。 そこに正悪という基準はなく、マスターの意志とアサシンの信条のみが全て。 戦術としては直接戦闘ではまず勝ち目が無いため、狙撃・不意打ち・破壊工作を中心に戦う。 無論、相手マスターという弱点をこのアサシンが見逃すはずはない。 表面上は敵の排除のみという依頼であるが、ジナコの身の安全も確保する。 BACK NEXT 022 宮内れんげ+アサシン 投下順 024 電人HAL&アサシン 022 宮内れんげ+アサシン 時系列順 024 電人HAL&アサシン BACK 登場キャラ NEXT 参戦 ジナコ・カリギリ&アサシン(ゴルゴ13) 036 働け
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なんで聖杯戦争なんてする必要があるんですか(正論) ◆ ◆ ◆ 冬木市下北沢に建つ一件の豪邸―― 訪れた者が「はえ~すっごい大きい……」と感嘆しそうな広い屋敷の中で 少女……我那覇響は一人で泣いていた。 ソファーの上で体育座りして静かにすすり泣くその姿は、常日頃の元気で楽天的な彼女の姿からは想像できないものだった。 しかし現在の状況――聖杯戦争という悪夢のような儀式に巻き込まれたことを考えると、とても「なんくるないさー」で片付けることはできない。 悪夢――そう、現実に気がついた時から、ここはまさに響にとって悪夢の世界だった。 ここには誰もいない。ペットであるハムスターのハム蔵と、蛇のへび香、シマリスのシマ男、オウムのオウ助と、うさぎのうさ江、ねこのねこ吉、ワニのワニ子、豚のブタ太、犬のいぬ美、モモンガのモモ次郎も 共に夢を追う765プロの仲間たちも、信頼するプロデューサーも、この世界には誰もいない。 替わりにいるのは―― 「お待たせ!アイスティーしかなかったけどいいかな?」 泣いている彼女の元に冷えた紅茶を運んできたクソ汚い男。 これが彼女のこの世界での仲間、「アサシン」のサーヴァントだった。 「……アイスティーなんていらないぞ」 「クゥーン……(仔犬)」 「……悪いけど、一人にしてほしいぞ」 「おう、考えてやるよ(一人にしてやるとは言っていない)」 顔を上げずに応じる響の前で、アサシンの姿が突然変わった。 まるで動画のコマ落しのように、それまで出現していたブサイクハゲステロイダーは 明らかにカタギとは思えない鋭い顔つきの男へと変貌していた。 「お前はこの聖杯戦争でどうすんだよ。あく決めろよ」 「そんなこと言われたって……自分は死にたくないけど、人を殺すなんて絶対嫌だぞ……」 「なんだお前根性無しだな(棒読み)」 再びアサシンの姿が変わる。 極道の姿から、今度はメジャーリーグで活躍する投手を思わせる色の黒い青年へと。 「黙って座って泣いてるだけなの? そんなんじゃ甘いよ(棒読み)」 「あのさぁ、もう他の参加者皆殺しにして終わりでいいんじゃない?(棒読み)」 「じゃあ俺、聖杯もらって帰るから(棒読み)」 言葉と共にアサシンの姿は次々に変わっていく。 色の黒いのから色の白いのへ、そして阪神タイガースの選手に似た男へと、アサシンの姿は目まぐるしく変わる。 こいつと初めて会った時もそうだった。我那覇響は回想する。 この世界での日常が偽りだと気付いた瞬間、令呪の痛みと共にアサシンは出現した。 「皆さんご無沙汰しております。 聖杯戦争専属調教師のタクヤと申します」 これマジ? 思わずそう叫んで逃げ出そうとした響を、突然出現した異様な姿のグラサン男は「つべこべ言わずに来いホイ!」と捕まえた。 「は、放せッ!」 身の危険を感じ、響が思わず本能的に令呪を使おうとしたその時 アサシンの姿が一瞬のうちに変わった。 「お前今令呪を消費しようとしたな?死にたいのか?」 マンガ家のような男の姿は掻き消え、男がいた場所に存在していたのは 半裸に黒マスクの髭の巨漢だった。 巨漢の熊のような巨体と眼光に竦められ、響は令呪の使用を止める。 その間に、男の姿はまた変化していた。 「……うん、この姿ならばマスターに警戒される心配はないでしょう」 次いで出現したのは、甘いマスクの人気男性声優に似た男だった。 状況が理解できず混乱したままの響に、男は甘い声で囁いた。 「ではマスターに御説明いたしましょう。私であり「私達」であるアサシンの能力について――」 「スゲエよ、カンタンだから。もう本当だから、カンタンカンタン」 今のアサシンは神々しいロン毛の男の姿をしている。 そう、この男もゴミクズブサイクハゲステロイダーも極道も野球選手も久保帯人も 全て同一のアサシンという存在なのだ。 アサシンの正体――それは「真夏の夜の淫夢」という概念そのもの。 元はただのホモビデオに過ぎなかった「真夏の夜の淫夢」が、出演していた一人の男から始まる 膨大な量の風評被害によって世界に影響を与えた。それ故に「彼」はサーヴァントとして召喚されたのだった。 「大丈夫だよな?もう殺ろうぜ、もうチャチャっと……。大丈夫だろもう?よしっ、キマリッ!」 「ちょ、ちょっと待て!自分は戦うなんて嫌だぞ!」 「は?(威圧)」 アサシンの姿がまた変わる。 変わり続ける。 「月に来たのに聖杯戦争しねえっておかしいだろお前よぉ!違うかオイ!」 「使えんわほんまつっかえ……やめたらもうマスター?こんなアホらし……」 「そうだよ(便乗)」 「駄目みたいですね(冷静)」 「情けないスタンス聡ずかしくないの?」 「こんな情けない格好……ルーラーが見たら泣きますよ」 「こんなんじゃ聖杯戦争にならないんだよ(棒読み)」 「そうだよ(便乗)」 「やめたくなりますよ~サーヴァント~」 「くっせえなお前……(侮蔑)」 「くさそう」 「くさい(確信)」 「くさい(断言)」 「くっさ」 「ヴォエ!(嘔吐)」 「うるさい!もうやめてくれ!」 耳を塞いでしゃがみ込んだ我那覇くんを見ると、アサシンはクソ汚い淫獣の姿に変わり 「ヴォー…」と鳴くとその姿を消した。 「もう嫌だ……765プロに帰りたいぞ……」 一人になった部屋の中で、我那覇くんは横たわったまま呟いた。 彼女は恐怖していた。 自分が偽りの世界にいることに。 聖杯戦争という殺し合いに巻き込まれたことに。 戦わなければ文字通り生き残れないということに。 そして自分のサーヴァントであるアサシンに。 何より――― ―――そのアサシンに取り込まれ始めている自分自身に。 「貴音……プロデューサー……みんな…… 自分は……もう駄目かもしれないぞ……」 【CLASS】 アサシン 【真名】 真夏の夜の淫夢 【パラメーター】 筋力:E-~A+++ 耐久:E-~A+++ 敏捷:E-~A+++ 魔力:E-~A+++ 幸運:E-~A+++ 宝具:EX 誰の状態で現界するかによってスキルは大きく変動する。 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:E-~A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 誰が召喚されているかによってランクは変わる。 【保有スキル】 同性愛:A 男の状態であれば男性を、女の状態であれば女性を恋愛対象として認識する。 ただし現界するキャラクターによってはこのスキルを所持していない者もいる。お前ノンケかよぉ!?(失望) 【宝具】 『真夏の夜の淫夢(まなつのよのいんむ)』 ランク:EX 種別:対人宝具(自分自身) レンジ:- 最大補足:- ホモビデオ「真夏の夜の淫夢」に関連する全ての存在(人間以外の生物・無機物も含む)の姿で現界することができる。一度に限界できるのは一名のみ。 その範囲は「淫夢」ほんへだけでなくCOAT、ACCEED、サムソンビデオ等が製作した他のホモビも含み 更には風評被害を受けた有名人一般人アニメ漫画ドラマゲーム映画小説音楽ヴォイスドラマ企画にまで到る。 現界しているキャラクターが行動不能に陥った場合は別のキャラクターとして現界できる。 一度行動不能と化したキャラクターは再現界不可能だが、元よりその数は膨大であり 野獣先輩だけでも無数に存在する(「淫夢四章の田所」「空手部鈴木」「インタビュー先輩」「サイクロップス先輩」「各BB劇場の先輩」「各新説シリーズの先輩」は別個扱い) また現在進行形で現界できる風評被害の範囲は増え続けているために、実質アサシンを殺し尽すことは不可能である。 ただし、行動不能によるキャラクターの交代には魔力が消費されるので、殺されすぎるとマスターが魔力枯渇で死ぬ。 またパラメーターの高いキャラクター、「真夏の夜の淫夢」本編との関連性が遠いキャラクターであるほど現界する時に消費する魔力は大きくなる。 『増え続ける風評被害(元はホモビ)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人 このサーヴァントの現界と共に常に発動し続ける呪い。 アサシンと関わった者はマスター・サーヴァント・NPCの区別なく徐々に風評被害に巻き込まれ、やがては淫夢に取り込まれる。 淫夢に取り込まれたものはアサシンと敵対する意志を失い、やがては自分もアサシンの一部となって消滅する。 侵蝕の度合いはアサシンとの係わり合いの深さ、アサシンと接する時間・距離に比例する。 マスターである我那覇くんがこの宝具に取り込まれて消滅していないのは、彼女が既に風評被害を受けたハゲみたいなもんやからである。 【weapon】 現界する姿によって「ヤクザから奪った拳銃」「竹刀」「睡眠薬」「空手」「鞭」「燭台」「ミニ八卦炉」等と異なる。 【人物背景】 その正体はホモビデオ「真夏の夜の淫夢」とそれが引き起こした風評被害の全てを含む 「真夏の夜の淫夢」という概念そのもの。 その理由なき悪意は際限なく広がり続ける。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯を淫夢で汚染する。 聖杯なんて俺らの玩具でいいんだ上等だろ。 【基本戦術、方針、運用法】 KEN、どうにかしろ(無責任) 【マスター】 我那覇響@アイドルマスターシリーズ 【参加方法】 ペットのハム蔵がゴフェルの木片を拾ってきた。 【マスターとしての願い】 トップアイドルになるのが目標だが、その為に聖杯の力を使うつもりはない。 ましてや人を殺すつもりはない。 【weapon】 明るさと元気と笑顔。 【能力・技能】 運動神経がよくダンスと歌が得意。 また動物が好きで仲良くなれる。 【人物背景】 765プロ所属のアイドル。(元は別事務所にいた) 沖縄出身の16歳で、動物好きな元気娘。小麦色の肌と八重歯が特徴。 【方針】 死にたくない。が、他人も殺したくない。 アサシンに完全に取り込まれることは避けられているが、精神的に侵蝕されている。
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レディ・ジョーカー [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) レディ・ジョーカー〈下〉 題名:レディ・ジョーカー 上/下 作者:高村薫 発行:毎日新聞社 1997.12.5 初版 価格:各\1,700 ここ10年の日本ミステリーで一番の傑作! まるで『鷲の驕り』に寄せられたどこかの評論家のセリフみたいな言い回しだけれど(笑)、まさにこのセリフ、この作品にこそぼくは捧げたいと思う。 一言で言って、割り切れる思いとは縁遠い作品であるけれど、その割り切れなさこそが、現代の最もリアルな活写であるという気もしてくる。ましてや、あまり光を当てられることのない、タブーに属するような被差別民や在日他民族の世界が、同じ日本という狭い世間の中にまぎれもなく混在していて軋轢を起こしているその断面を、この小説がそんなことをテーマにしているのでないのにも関わらず、何のためらいもなくすっぱりと切り出して見せてくれている。 前作『照柿』では、ドストエフスキーの『罪と罰』のような個人の内面を深くえぐった地獄行のような世界がひたすら描かれていたが、今度の『レディ・ジョーカー』はより社会を取り込んだ、よりマクロ的な視野において、より巨大な時空間を意識した、新しい世界を見せてくれている。見るからに書くのはかなり困難だろうと思われる描写が多く、手間ひまをかけて準備されて書かれたもの特有の密度がここにある。 そして大きな小説であるだけに、集中力は削がれるところもあるものの、人間がいかに社会的な存在であるのか、という作者なりの方向がきちんと見えてきて、純文学とは一線を画しているような新たな転換のようなものを、ぼくは作者の書く姿勢に感じて嬉しかったのだ。 ぼくは以前から高村の世界はドストエフスキィの世界を規範にしているように感じていたのだが、それはまたもこの作品で裏打ちされている。ドストエフスキィの魅力は一言で言えば「混沌」。トルストイのように正邪をきちんと整理してキリスト的「道」を解いてゆく作家なのではなく、「混沌」そのものをいかに表現し、その中でいかに生そのものを描き切るのか。具体的にはいかに社会とより真摯に切り結んでゆくかという物語であり、一人一人の心の中の悪霊たちの物語でもある。 ドストエフスキィは『作家の日記』という時事評論をものにしているが、まさに文学だけにおさまらない懐の深さ、視点の多さ、視野の広さを、そうした地点で示してくれていて、この辺り高村のやり方には近いものがあるのではないだろうか。 現代でドストエフスキィの犯罪を中心に据えた小説作法をやろうとしたら、高村のこの『レディ・ジョーカー』は、非常によくできた手法と言えるのではないだろうか。犯罪そのものを物語とするのではなく、もっと書きたいものごとのために、犯罪を中心に据えるのだ。『レディ・ジョーカー』はそういう小説ではないかと思うのである。 馳星周がエルロイの影響をダイレクトに受けたという『鎮魂歌』は、まさに『ホワイト・ジャズ』の文体に機を得たものだと思われるが、今、小説世界の闇の深さという一点だけに絞ってみると、この『レディ・ジョーカー』こそエルロイのあの深い闇に再接近したそれではないだろうか? ぼくはこのことだけでも大変この小説に衝撃を受けた。 以前から鼻についていた高村小説特有のホモっ気は、相変わらず直っていないけれど、そんなものはこの際許してしまおうとさえ思った。 ラストのラストで感動させられた。闇に抛り込まれた人や事件があまりに多い。しかし、ぼくらが生きている世界はそうした闇にいつでも繋がっているし、ぼくらはその中で何の痛痒もなく無関係な顔をして生きている。そうした平穏が通用しなくなる世界の怖さ、のようなものをこの小説は非常にシニカルに描き切っているように思うのだ。 さて、最後に値段のことだが、一冊1,700円で、こうした「質量ぎっしり本」を買うことができるのには驚きである。そこらの文庫本数冊分より遥かに安い買い物となったのは、かつて『砂のクロニクル』でハードカバーの四段印刷という荒業をやらかし革命的コスト・パフォーマンスを見せてくれた毎日出版社という良心のたまものであろう。こうした出版姿勢を持った版元にこそ、いい作品が集まって欲しいと、願ってやまない。 (1998/01/04)
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登録日:2009/10/05(月) 02 38 06 更新日:2024/04/14 Sun 23 11 26NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate GO TYPE-MOON Zero stay night アサシン サーヴァント ザバーニーヤ ハサン・サッバーハ ハートキャッチ 不遇 人気 今日もどこかで仮面が割れる 仮面 全員で一つの名前 呪腕のハサン 妄想心音 暗殺者 気配遮断 EX 真アサシン 稲田徹 空気キャラ 裏方 \アッサシーン/ もとより暗殺者(われら)は影に潜むもの。 そのような役割に選ばれる英霊など、初めから存在しない。 『Fate/stay night』に登場する、第五次聖杯戦争での本来の暗殺者のサーヴァント。 CV:稲田徹 『Fate』シリーズ全体における「アサシンクラスのサーヴァント」については、こちらの項目で。 ●目次 ○データ ○概要 ○真実 ○人物不遇ポジション ○戦闘能力◆宝具◇妄想心音(ザバーニーヤ) ○本編での活躍「Heaven's Feel」(間桐桜ルート) ◆『Fate/Labyrinth』 ◆『タイガーコロシアム』 ◆『Fate/Grand Order』性能(呪腕のハサン) 人物(呪腕) 第一部第六章「神聖円卓領域キャメロット」 その他のイベント ○データ ◆ステータス プロフィール 身長:215cm(この身長は自己改造分も含む) 体重:62kg 誕生日:不明 血液型:不明 イメージカラー:白(月光) 特技:隠密、忍耐、スリ 好きなもの:自分用のダーク、忠義、寝正月 苦手なもの:自分以外 天敵:自分以外の歴代ハサン18名 属性:秩序・悪 パラメータ 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 B C A C E C ◆クラス別スキル 気配遮断:A+ 完全に気配を断ち、発見することは不可能に近い。ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 ◆保有スキル 投擲(短刀):B 短刀を弾丸のように放つ能力。威力はアーチャーの矢に匹敵する。 風除けの加護:A 風の魔術に対する耐性。 砂漠で活動する事の多いハサンにとって、暴風(ジン)避けの呪いは必須。 作中では風王結界を無効化した。 自己改造:C 自身の肉体に異なるモノを付加する。ランクが高い程、正純の英雄から遠ざかる。 真アサシンは悪魔の右腕を自身に付け加えている。 ○概要 顔に髑髏の面をつけた、長身で全身黒タイツの男。 体格は筋肉質とも骨が浮き出たガリガリとも言い難く、どこか不気味で異質。 登場当初は死神のような黒いローブを見に纏っていたが、セイバー戦でいつの間にか脱げていた。 劇場版では終始ローブ姿のまま活動をしており、黒タイツ姿を晒す事は無かった。 最大の外的特徴は「自己改造」スキルで得た、恐ろしく長い真っ赤な「悪魔の右腕」。 この腕はシャイターンの右腕を改造により自身に付け加えたもの。普段は折り畳まれた腕を黒い布でグルグル巻きにして隠している。 宝具の真名開放により赤い腕が露出し、一直線に対象の胸まで伸びていく。 当初は外法召喚が原因でカタコトでしか話せないオツムの弱い子だったが、ランサーの心臓を食らうことで大幅パワーアップして尚且つオツムが成長する。 この時の成長前と成長後の稲田氏の絶妙な演じ分けは是非注目していただきたい。 ○真実 真名はイスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」の一人「ハサン・サッバーハ」。彼はその歴史の中で1273年頃に在位していたとされる。 ハサンは襲名制という都合上、後のシリーズに登場するハサン達との呼称の区別のため、『FGO』にて「呪腕のハサン」という二つ名が設定された。 マスターは間桐家当主である間桐臓硯。 第五次聖杯戦争ではアサシンの座に佐々木小次郎がいるが、あちらはキャスターの不正召喚によるイレギュラーなアサシンであり、元来呼ばれるべきアサシンとは、この真アサシンのことである。 冬木の聖杯戦争で召喚されるアサシンは「アサシンと言うクラスそのもの」が触媒であるため、その全てがハサンとなる。 何故かというと暗殺教団「山の翁」の長が代々「ハサン・サッバーハ」を襲名した結果起こった状況であるため。(*1) また、切り札たる宝具の読みは全て「ザバーニーヤ」。自らの奥義を共通する名前に隠しているとされる。 【各作品に登場する色んなアサシン】 ◇『空想電脳』のハサン(Fate/hollow ataraxia) 「夜の聖杯戦争」で第三次聖杯戦争に参加したと思われるハサン。 子供のようなサイズだがその敏捷性はやはり異常で、バゼットのラッシュを平然と躱してのけ、 逆にパンチを繰り出した彼女の腕にひょいと乗るや、唖然とする彼女に手を伸ばし、宝具『空想電脳』(ザバーニーヤ)で殺害した。 ちなみにこの宝具は「敵の脳を爆弾に変えて起爆させる」というもので、バゼットは生き返った直後、その時のことを思い出して気分を悪くしていた。 なお、マスターは人形遣いだったという。 ◇百の貌のハサン(Fate/Zero) 第四次聖杯戦争では19代目の「百の貌のハサン」が登場。 詳しくは該当項目へ。 ◇静謐のハサン(Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ) 『Fate/Prototype』の前日譚であるこの作品には体液すべてが猛毒である「静謐のハサン」が登場。prprしたら余裕で死ねる。 詳しくは該当項目へ。 ◇初代ハサン“山の翁”(Fate/Grand Order) 初代の山の翁であり、「初代にして最後の翁」と歴代のハサンからは呼ばれる。 2代目以降の襲名により名乗られる「ハサン・サッバーハ」ではなく、本来の意味で「ハサン・サッバーハ」の真名を持つ者。 詳しくは該当項目へ。 ◇煙酔のハサン(Fate/Grand Order) キャラとしては未実装だが第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』で登場。 碌に実力も見せることもなく退場したが、実際には歴代ハサン・サッバーハの中でも「暗殺技術は初代に次ぐ」と称される程の指折りの暗殺者で、 世界を「酔わせる」ことで敵の攻撃と自分自身を煙のようにかき消してあらゆる攻撃を透過する宝具「異想追憶」の使い手だったと別の作品で明かされている。 ◇アサシン(Fate/strange fake) 正確にはハサン・サッバーハではなく、名前すら与えられず、狂信者と言われた女性。 ハサン・サッバーハではないため、髑髏の面をつけておらず、素顔がある。 『百の貌のハサン』と同じ時代に生きた女で、生前はアサシン教団の中でも狂信者と言えるほど異常に高い信仰心を持った信者だった。 ハサンを目指して凄まじい修練を重ねた結果、歴代ハサンの全てのザバーニーヤを再現できるほどの実力を有したが、所詮はパクリという事でハサンを継ぐ事はできなかった。 尚、百の貌の「妄想幻像」は同世代だった為、会得の為の修練をしておらず使用できない。 選ばなかった理由には数年で全てのザバーニーヤを会得した彼女の愚直さ、その才能を恐れた事や、暗殺者でなく戦士としての側面が強い事が理由らしい。 実際2巻ではアサシンのクラスなのに正面から敵陣に乗り込んでいたりする。更に言うとザバーニーヤを多数の人前で大盤振る舞い使う時点で歴代のハサン・サッバーハを冒涜している。 聖杯や歴代ハサン達を惑わす聖杯戦争そのものこそ嫌っているが、異教徒に対しても敵意を向けられない限りは殺人は行わず、「将来同じ宗派になるかもしれない」として改宗をすすめる程度に留まるなど良心的。 彼女自身はハサンに選ばれなかったことに自分のまっすぐすぎる性格という事情もあったとは露にも思わず、ひとえに自分の信仰心や能力が足りなかったせいだと思っている。 サーヴァントとして召喚されたが、イスラムの神は杯など持たないとして召喚したマスターのジェスターを殺害。 以後は異端の魔術師を排除し、かつての長たちをも惑わした『聖杯戦争』そのものを破壊するべく行動する。 ……ちなみに、同じく召喚されたランサーのエルキドゥとは、天敵と言ってもいいレベルで相性が致命的に悪い。 なぜかと言うと、エルキドゥは近距離での同ランクまでの気配遮断スキルを無効化する『気配感知(A)』スキルを保有しており、そして彼女の気配遮断スキルランクはA-。 アサシンの持ち味である気配遮断スキルが、エルキドゥ相手には完全な死にスキルになってしまうのである。 そのため暗殺を狙うのはほぼ不可能であり、かといって今作最強レベルの実力を持つエルキドゥに真正面からのガチンコを挑むなど、無理ゲーにも程がある。 2巻ラストではよりにもよってそのエルキドゥが拠点にしている森へと足を踏み込んでしまった……先行きがあまりに不安である。 ◇真アサシン(Fate/strange fake) 『strange fake』2巻ではなんとクラス欄に「真アサシン」と表記された2体目のアサシンが登場。 影灯籠:ランクA 影と同化し暗闇から魔力を得る事ができ、令呪を用いられなければマスターへのステータス隠匿も可能 気配遮断:ランクEX 世界そのものと同化。攻撃に転じる時はA+にダウン のスキルを保有する。 この2つのスキルが凄まじく、これにより世界と影に同化する事ができ、 なお且つ影灯籠によって、暗闇にいる限りマスターの魔力供給は不要で姿は見えず気配を感じず消費魔力は低燃費の可能性も秘めているサーヴァント。 そのため召喚時にはマスターも姿形を認識できず魔力が通じ合っているのかすら分からなかったため召喚に失敗したと思い込むほど。 初めての会話シーンも暗闇の中にまぎれて登場しいつの間にかマスターの背後に回り、信念を問い、 また暗闇に消えてゆくという純粋な暗殺者らしい雰囲気と死神の如き大物感を漂わせている。 SNでは活躍はしたものの他の人物たちに良いところをもっていかれ、 Zeroでは活躍できるスペックをもちながらも活躍できず、 Apoでは登場すらできず、 CCCではAUOジョークのネタにされる等、 いまいち活躍に恵まれなかったハサン界に現れた超新星。 上述した通りアサシンの天敵であり暗殺不可能と思われていたエルキドゥにすらも暗殺を仕掛けられるという、思わぬダークホースの出現である。 女アサシンとの絡みを含めて今後の活躍が期待される。 ちなみに後書きによるとステータス自体は歴代ハサンよりは低めらしい。 また、登場こそしないが、イスラムと敵対したことがあるリチャードが、当時のハサンについて語る場面がある。 戦場に乱入してきた死徒を討伐するために、リチャードや彼の好敵手と共闘したそうだが、 狂信者によれば戦争後に「リチャードは恐ろしい」と周囲に言いまわっていたらしく、そのエピソードが彼女の世代まで語り継がれるほどにリチャードを恐れていた様子。 同胞のためとはいえそんな男と共闘するあたり、仕事に私情を挟まない人物だったと推測できる。 ◇耀星のハサン(Fate/Grand Order) オーディオコール奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』にて登場。静謐のハサンの先代のハサン・サッバーハ。 一人称は「オレ」の少年で、努めて冷徹にして怜悧な言動を心掛けている一方で、感受性の「最後のかけら」を暗殺者の長となってなお拭い去れず、 ドライな言動の節々に面倒見の良さが見え隠れする。 如何なる事情か、本来はアヴェンジャーのクラススキルである「忘却補正」のスキルを所持しており、かつて召喚された時の記憶を持ち込んでいる。 ◇『Fate/Apocrypha』 14騎が競う聖杯大戦においては、残念ながら微塵もハサンの出番は無い。 この世界では冬木の大聖杯が強奪されたことで聖杯戦争の儀式法が大部分流出してしまい、世界各地で最大5騎規模の亜種聖杯戦争が多発している。 その過程で、19人全てのハサンの能力は完全に露呈してしまった(この頃は初代ハサンの設定が無かったため、この世界の初代ハサンがどうなっているのか不明)。 が、マスター殺しのプロたるハサンはそれでも尚脅威であり、 まずこのハサン対策、そしてハサンを引いた人間はハサン対策をどう掻い潜るかが、聖杯戦争の第一段階における目玉となっている。 下手すれば接近戦に持ち込まれて即敗退するが、亜種聖杯戦争の中には、たった3日でハサンとそのマスターが全マスターを殲滅して優勝したケースもあるという。 今、ハサンが熱い。 ……が、今度は逆に、対策され尽くしたハサンから、敢えて抜け出す別の博打に出る者も出てきた。 このハサンは「(聖杯に絡む)西洋基盤に基づく英霊」の中から、「暗殺者という概念ないし単語そのもの」を触媒にしているために、 暗殺者クラスでは決まって彼ら19人のうちの誰かが召喚される。 しかし、召喚の際に詠唱を工夫し、更に具体的な触媒を用意すれば、別の暗殺に長けた英霊を召喚することも可能。という裏技が発見された。 そんな訳で、この聖杯大戦における彼らの出番は無かったという訳である。 やはりハサンは熱くなかった。 ちなみに『Fate/EXTRA CCC』にて「アーチャー」は最高のクラスと断言した人によれば、 「ハサンとはサーヴァント界一不遇な者の名」 らしい。 おまけのこの人には「破産」と「ハサン」をかけた実に下らない(言った当人はセンスがあると思っている)AUOジョークのネタとして使われた。 まあぶっちゃけアヴェンジャーのアンブッシュで即死させられた慢心王が何を言ってるんだっていう話でもある ……え?ハサンより暗殺上手そうなアーチャーがいるって?知らんなあ。 ○人物 数百年の妄念か。私には理解できぬが──── 魔術師殿は、この私のマスターに相応しい。 よかろう。人として扱われなかったモノ同士、共に永遠を目指すとしよう──── 今回聖杯戦争の召喚に応じたのは、間桐臓硯の目的「不老不死」が自身の目的と似通っていた為。 聖杯にかける望みは、生前捨てた自らの顔と名前を取り戻し、一人の「ハサン・サッバーハ」として己の名前を永遠に残す事。 一見意思疎通なんて到底不可能っぽい外見だが、実際はマスターを絶対に裏切らず、命令には忠実で義理堅い性格。(*2) だからといって決して彼が善人という訳では全く無いのだが、自分自身に課したルールは必ず守り通すため、真アサシン自身は悪人であっても外道では無い。 臓硯の悪行に文句も言わず感情も持ち込まず、淡々と手を貸すのもそれが「マスターの命令」であり、あくまで「仕事」として行なっているからである。 皮肉なことに、マスターとの関係は第五次参戦サーヴァントの中でもトップクラスに良好であった。 そのため、「英霊の格は低いが、仕える者としては間違いなく一流」と評される。ある意味彼こそ本当の意味で「Servant(召使い)」だと言えるかもしれない。 不遇ポジション と に か く 不 遇 。 登場するのが桜ルートのみである為、『SN』に登場するサーヴァント達の中で最も影が薄いと言ってもいい。なにもそこで「気配遮断」スキル発動しなくても…… 同ルートの映像化が長らく行われなかったため、「映像媒体で稲田ボイスで喋って動く真アサシン」が観られたのは2017年の劇場版公開まで待つしかなかった。 更に『hollow ataraxia』では五次英霊の中で、唯一の未登場。(花札の絵柄では登場したが) 格ゲーの『unlimited codes』では五次英霊の中で、やっぱり唯一の未登場。 『プリズマ☆イリヤ』シリーズでも、五次英霊の中で唯一クラスカードとなっておらず、(*3)あのお祭りアニメである『Carnival Phantasm』ですら出番は一瞬ポッキリで、台詞すら無い。 しまいには姿が似ている上に先に映像化された『Fate/Zero』の影響で、各方面からザイードさんと間違われる始末。 おまけに『カプセルさーばんと』では百の貌のハサンにポジションを奪われる。 ……などなど、真アサシンの不遇伝説を語り出せばキリがない。 こうしてアサシンどころかハサンの中でも不遇枠と言う型月ファンからの印象で彼のイメージは固定され続けていた…… ○戦闘能力 素早い身のこなしから繰り出す、不意打ち・闇討ちなどが主戦法。これぞ絵に描いたようなアサシンといった感じ。 主武装は「ダーク」と呼ばれる黒塗りの短刀。 これを闇に紛れて正確に投擲するため、視界でその軌道を捉える事は非常に難しい。 また投げたダークは愛着か戦闘後全て拾って回収してるらしい。かわいい だがしかし、文字通り暗殺を主体とし、正面きって戦闘する訳じゃないので当然といえば当然なのだがぶっちゃけ全サーヴァントの中でもかなり弱い。 その弱さはパラメータ上は大きく勝っているアーチャー相手に白兵戦で歯が立たない程。 劇中ではセイバー、ランサーなどの強豪を破ってはいるが、その全てが影の協力と不意打ちによる勝利である。 更に、霊格がかなり低い英霊なので、サーヴァントに選ばれるような英霊の大半が備えている再生能力の類も持っていない。 その代わり、ハシシ(*4)を用いて痛覚をなくしている。 それでもアサシンとしての意地か、「佐々木小次郎相手なら確実に勝利を納めることが出来る」と作者に言及されている。 小次郎が変則的に召喚された亡霊な所為で、呪いの類である彼の宝具への耐性が他のサーヴァントに比べて圧倒的に低く、防ぐ術が無いからである。 ただし、ただの幽霊である小次郎は心臓を破壊されてもすぐには死なず、「燕返し」で相打ちに持ち込まれる確率も高いとか。 結局、単体で完勝できるサーヴァントはいないという涙目っぷりである。 ◆宝具 ◇妄想心音(ザバーニーヤ) 心得た。 魂なぞ飴細工よ。苦悶を零せ―― 『妄想心音(ザバーニーヤ)』!! 疑似的に作り出した鏡像の心臓を握り潰すことで、対象の心臓も握り潰す。呪いの藁人形に近い呪殺宝具。 暗殺に用いるには非常に強力でありサーヴァントが防ぐには、高い魔力のランクかもしくは幸運のランクが必要。 ゆえにどれだけ防御力が高かろうが、どれほど素早く動けようが、どうあっても対処は不可能とのこと。 言峰曰く、呪いへの耐性でも対抗は出来る模様。 呪いへの耐性に繋がる霊格の高い相手には効きにくいようで、特に高い神性を持つ英霊や幻想種の類(*5)宝具を使用すると、効かないばかりか逆にダメージを負ってしまうこともある。 (作中で神性:Bのランサーを殺しているが、呪腕でランサーの心臓を直接引きずり出したため、鏡像の心臓を潰す呪殺が神性:Bに対して有効なのかどうかは不明。) ○本編での活躍 「Heaven's Feel」(間桐桜ルート) 前述の通り、本編では桜ルートにのみ登場。 元々は別のマスターが真アサシン(このハサンかは不明)を召喚しようとしていたが、本編開始より少し前にキャスターが違反召喚するために殺害していたらしい。 序盤にて、佐々木小次郎を媒体に間桐臓硯が外法をもって召喚した。この所為でこのルートにおいての小次郎は、士郎たちとは一度も相見える事なく消滅している。 存在に気付いたランサーと柳桐寺境内で対峙するが、柳桐池へと誘い込み、桜の影を利用して罠に嵌め、「妄想心音」を使い勝利する。 抜き取ったランサーの心臓を喰い、パワーアップを果たす。 だが、倒す際に呪腕を使ったのが後々の伏線になる。 セイバーとも桜の影と地形を利用したとは言えども善戦、これに勝利。 終盤、イリヤを救出するためにやってきた言峰綺礼、衛宮士郎を追撃。 殿を務めた言峰と刃を交戦、終始有利に戦いを進めるも最後の最後で言峰に宝具の能力を逆手にとられて宝具が不発。 黒鍵で動きを止められてしまった。 そしてやっとこさ臓硯のもとに戻ったと思ったら、今までの活躍は何だったのやら、実に呆気なく黒桜に殺され物語から退場しまった。 なお、よく勘違いされるがコンマテによると葛木宗一郎を殺害したのは彼ではなくキャスターの模様。 どうやら臓硯の策略にかかり殺してしまったらしい。 尤も、具体的にどうやったかはきのこも考えていないとか(後の映画版や漫画版では補足された)。 因みにコレで本領である暗殺も出来ていないことが判明したりしちゃってる。つくづく不遇である。 劇場版では展開がアレンジされた結果、活躍・戦闘シーンが増えた。 特に第一章ではランサー相手に新都の高速道路やビル群を巻き込んだ大立ち回りを展開。同作におけるベストバウトシーンとして評価が高い。 また、原作では不可能だった葛木の殺害に成功しているほか、キャスターに瀕死の葛木を盾に破戒すべき全ての符を使わせ「アサシン」との契約を解除させている。 ◆『Fate/Labyrinth』 外伝作品の『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』の外伝、『Fate/Labyrinth』ではこれまでの不遇な扱いから一転、メインキャラに大抜擢。 外伝とはいえ、Fate各世界観の垣根を超えた作品の中からFateの顔セイバー、CCCにも出演したニヒルな人気者アーチャー、 魔術師としての技量なら現在でもサーヴァント随一のキャスター(Fate)と共に選ばれたのは正しく名誉と言えよう。 ちなみに彼が選ばれたのは、RPGでいう「盗賊(シーフ)」のポジションとして選ばれたかららしい。 作中でも愛歌&セイバーコンビと他のサーヴァントの共闘の橋渡し役を担ったり、アーチャーとは役割り的にも気が合うのか絶妙なコンビネーションを発揮したり、 原作でまさかの格上キラーとして活躍した妄想心音も健在で人が変化した魔物とは言え次々と心臓を抉り出したりと大活躍。 仕事人な性格と戦闘面での実力が今まで以上に描写される事となった。 さらにはもう一人の主人公と言うべき少女から「英雄」「高潔なひと」「天使」と絶賛されるなど今までの鬱憤を晴らす評価ぶりである。 ◆『タイガーコロシアム』 「たいコロ」では最もマトモな人、であり被害者。 正義の味方ジャスティスハサン。 「この頃流行りの暗殺者~ 背骨の浮き出た暗殺者~ どっちを向いてもハサ……ん?」 ◆『Fate/Grand Order』 前述したとおり『FGO』にて「呪腕のハサン」という名称で実装。 レアリティは☆2、Arts 1/Quick 3/Buster 1のアサシンのテンプレ構成。宝具はQuick属性の単体宝具となっている。 ストーリー上では序章特異点Fにシャドウサーヴァントが出現する……、が、ぶっちゃけるのならば本編同様かませの扱いでありあまりぱっとしない。 性能(呪腕のハサン) …が、その性能は低レアでありながら非常に使い勝手が良く、FGOにおけるレアリティ詐欺枠の一角に位置している。 特に霊基再臨三回目にて修得する、クー・フーリンの矢避けの加護と同系統のスキル、風避けの加護(3回回避&スター発生UP付与)が非常に強力。 あちらと同様に「とりあえず回避」といった形で気軽に使えるため非常に便利で、このスキルのおかげでHPが倍近いような高レアと共に戦って彼だけ生き残ることも珍しくなく、強さの源となっている。 それ以外のスキルも回転率の良いスター発生、クリティカル威力UPと無駄がない。 そしてもう一つの決定的利点が、敵単体を高確率で即死させる宝具を持つこと。 実はこの「高確率即死」効果を持つ宝具の使い手は非常に少なく、彼の他には初代様と魔眼使い、対象を限定される上姉様の3名だけ。スキル込みで実質高確率即死宝具を使えるのも魔眼使いの別人格と鏡持ちの二人が増えるだけであり、彼(女)らより若干確率が低いとはいえ低レアリティでは彼だけの専売特権。 オーバーチャージで更に即死確率を上げることが可能で、流石にサーヴァントには通りづらいものの本作にはサーヴァント以外の強敵(例・デオンクエのHP6桁の亡霊)もごまんといるためそれらを相手にするには心強い。 本来人間にしか効かないはずなのだが、今作ではドラゴン、キメラ、ワーウルフ、はては心臓のないはずの機械やらゴーレムやら既に死んでいる亡霊やらゾンビやらまで即死させてくれる。 一体何を引き抜いているのか…あとゲイボルクより心臓を貰い受ける確率が高い また、即死を外したとしても単体宝具であるため威力もそこそこ高い。 2015年11月5日のアップデートでQuick、クリティカルスターの強化が行われたため即死狙いでなくともクリティカルスター発生要員としての運用も可能になった。 礼装は宝具連発ならば天の晩餐、ハロウィン・プチデビルが、Quick強化ならばイマジナリ・アラウンド、ガンドがお薦め。 ☆2でありコストが4と低いため、様々な礼装で補強できるのも彼の魅力である。 2018年8月3日(*6)に「投擲(短刀)」スキル強化がなされ、獲得するクリティカルスターの数が増えただけでなく、ターン終了時に同じ数だけクリティカルスターを獲得する様になった。 発動ターンだけでなく次のターンにもスターを供給出来るようになった為、風避けの加護による場持ちの良さも併せてスター供給役としての仕事に磨きがかかる良強化となった。 さらに、このスキル強化後は名前が変化し「投擲/回収」となる。 前述した「投擲したダークを戦闘終了後に回収している」と言う設定がまさかの再利用を経て実用性の高いスキルに昇華された事に驚いたマスターも多かった。 更にその3年後の2021年8月3日には宝具強化が実装され、威力アップに加えて即死成功時に攻撃力アップ(3T) NPリチャージが追加された。 特にリチャージ量は破格の50%なので味方次第では連射も視野に入る様になり、即死が刺さる相手には一層強くなった。即死が刺さらない相手であっても威力アップの恩恵は大きいため完全には腐らない良強化を受けた。 元ネタはおそらく原作にてランサーの心臓を喰らって強化された場面だろう。 弱点は低レアゆえのステータス、特に攻撃力の低さであるが、スキルや宝具である程度は補えるためそこまで気にならないだろう。いっそのこと星出し要因と割り切れば攻撃力不足も気にならなくなる。 もう一つの弱点というか難点としては、第三段階の霊基再臨およびスキル上げに何かと需要の多いレアアイテムである『無限の歯車』を使用するところか。 第四特異点実装以後は手に入りやすくはなったものの、それでも出ないときにはとことん出ない。 まあ、ぶっちゃけ大体のサーヴァントの第三、第四段階の霊基再臨ではレアアイテムに頭を悩まされるので、これに関してはハサンだけの難点ではないとも言えるが。 第一特異点と第三特異点ではワイバーンを始めライダークラスの敵が大半を占めているために佐々木小次郎同様、手に入れやすい低レアアサシンであるために大活躍してくれる。 フレポガチャで手に入るためにお財布に優しく入手も比較的容易であるため、初心者から上級者にまでオススメなサーヴァントとしての地位をFGO初期から現在まで不動のものにしている。 人物(呪腕) キャラクターマテリアルでは、『戦闘力はともかく仕える者としては間違いなく一流』と太鼓判を押されおり、 実際に絆レベルが上がるとマスターの工房をこっそり掃除してくれたりと気さくで忠義心の厚い面を見せてくれたりもする。 また幕間の物語ではローマの治安を護る必殺仕事人ジャスティスハサンとしてローマ皇帝に絶賛された。 ……ちなみにギルガメッシュに関しては、「すぐに裏切る不埒者故、すぐに契約を切るべきですぞ!」と、 (面識はほぼないのだが)相当嫌っている様子。…まあCCCであんなこと言われれば、ねえ…? 性能・キャラクターの両面で、上記のように不遇の代名詞とまで言われたハサンの印象からすればとても信じ難い好評を得ることとなったのだった。 第一部第六章「神聖円卓領域キャメロット」 そして満を持して第六章「神聖円卓領域キャメロット」にて、味方側のキャラの一人として大抜擢。 その良識ぶりでパーティーの先導や緩衝材として良い人ぶりを遺憾なく発揮し、山の民を守る山の翁としての面目躍如を見せた。 同様に召喚された他のハサンがチョロいドジっ子や色んな意味でメンタルの危うい子だったりするのでことさらその渋さが際立つ。 また、これまで明かされなかった「呪腕のハサン個人の来歴」にも触れられており、 若さから自分の名を山の翁の一人として歴史に残してみせようと躍起になり、顔や名前、愛した女さえも捨てて山の翁となったのだという。 山の翁となるには他の者が持たない独自の才覚が必要となるが彼にはそれがなかったため、それを外から補おうと試みた結果が宝具である移植したシャイタンの腕であった。 なお、移植の副作用として通常の食物などをあまり受け付けない体になっているとのこと。 聖杯に唯一のハサンになることを願っているのは、 「自身の名を残したいがために当代のハサンになった結果、何人ものハサンの一人に埋もれるいう境遇に陥ってしまうとは思ってもみなかった」という理由らしい。 最終手段としてシャイタンの腕を制御している呪いを解除し、捕まえた相手と自分を腕に喰い殺させるということも可能ということが判明した。 ただし、これによって腕はハサン本人と相手を取り込み、魔神シャイタンとして受肉してしまうという危険なデメリットがある。 あまりの活躍っぷりに6章タイトルと引っ掛けて「輝く腕の(アガートラム)ハサン」などと呼ぶファンも(本来のアガートラムの持ち主ベディヴィエール卿も大活躍しているのだがそれはそれとして) + ... 最後に明かされた本名はハナム。かつて愛した女性の名前はサリア。 彼が翁として生きた時代に召還されたことと、ある事情からハサンとしての資格を失ったことで特異点に留まり続けることとなり、 彼女が遺した子ルシュドとボロボロになった山の民を庇護し続けることとなった。 誤解のないように言っておくと、ルシュドはサリアが聖地の家に嫁いで産んだ子であり、ハナムとの血の繋がりは無い。 彼にとっては飽くまでかつて愛した人が遺した子である。 その他のイベント 2018年夏イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』 主人公にも「ハサンさん」と呼ばれている。 謎のフォーリナーハンターXXが鎧をサバフェス会場にて起爆させ全てを破壊しようとした際に、身を挺して鎧を遠くに持って行った。 そのまま鎧の起爆に巻き込まれ、ハサンさんの挺身にジャンヌ・オルタらもしんみりとなったが… 普通に戻ってきた。 なんと「風除けの加護」のおかげで爆風も無効とのこと。 2019年正月イベント『閻魔亭繁盛記』 静謐のハサン、百貌のハサンと共に閻魔亭に来訪。 閻魔亭を楽しみにしていたが、突如現れた初代ハサンから「寝正月という“怠惰・堕落”が好きな不届き者がいるらしいな」と遠回しに注意され冷や汗をかいていた。 食事は出来ないが、おひたし程度は食べられるとのこと。 宴会で皆が芸を披露する中、初代ハサンが「首切り芸」を披露しようとするのに巻き込まれ困っていた。 妄想心音(項目編集)!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました。 -- 名無しさん (2017-08-05 23 42 12) 劇場版HFでは普通に葛木の殺害に成功してたな しかもキャスターまで倒す大金星 -- 名無しさん (2017-10-16 16 52 55) 原作の真アサ&臓硯のキャスター陣営壊滅の手口が知りたい人は作画・タスクオーナーの漫画版Fate/stay night【HF】を読もう -- 名無しさん (2017-10-16 17 01 52) 劇場版でもさすがに神を讃える言葉は聞けなかったか -- 名無しさん (2017-10-16 17 34 28) 実はプリヤのクラスカードでも慎二が使用した場合は呪腕になる どうもアサシンのクラスカードは歴代ハサンと繋がってる設定だったらしく美遊が使用すると静謐になる -- 名無しさん (2017-10-16 18 12 34) 呪腕のハサン先生は出番少ないだけで登場すればめちゃくちゃカッコいいですよね。 -- 名無しさん (2017-11-01 18 53 24) FGOでハサン先生育ててみた。レベル65で止まるのはあまりにも惜しいので聖杯を3個使ったわ。 -- 名無しさん (2017-11-10 23 03 24) Fakeのところ、狂信者ちゃん以外に「真アサシン」がいるから紛らわしいな… -- 名無しさん (2017-12-07 16 55 37) キングハサンとfake真アサシンが出たせいでアポのアサシン対策が一気に嘘臭くなったのは草 -- 名無しさん (2018-01-05 00 03 06) ↑東出は犠牲になったのだ…… -- 名無しさん (2018-01-05 00 09 04) まあわざわざ対策されるならそんだけ厄介な相手だ、って証明でもあるんじゃないかなーと思ったり。カードゲームとかもそうだけど本当に大したことない相手なら対策なんて必要ないわけで -- 名無しさん (2018-01-15 09 17 12) すっごい今更なんだけどさ、この内容なら項目名「ハサン・サッバーハ(Fate)」 -- 名無しさん (2018-01-23 12 12 39) ↑に変えた方がよくない? -- 名無しさん (2018-01-23 12 13 20) 自画像がカエルな漫画家の人曰く「新たなドラゴンスレイヤー」 -- 名無しさん (2018-02-06 21 37 42) 完全な脇役みたいなキャラだったのに、近年の株上がりっぷりがすごい -- 名無しさん (2018-02-16 03 35 16) 劇場版でのハサン先生かっこよかったっす。 -- 名無しさん (2018-05-09 17 36 24) ぶっちゃけキングハサンのせいでFakeのアサシンの型落ち感が酷い。大層に見せてるけど、結局初代様以下なんやろ?って思っちゃうわ -- 名無しさん (2018-05-14 11 16 32) 型落ち感も何も、本来召喚すらされない無名の暗殺者とグランドクラスを比較したらそらそう見えるわというか、狂信者ちゃんは「歴代”山の翁”のザバーニーヤっぽいもの使える」ってのが持ち味だからあんな純戦闘力の塊と単純比較できないというか… -- 名無しさん (2018-05-14 14 53 16) 本気ギルとか理性ありヘラクレスとかエルキがいる聖杯戦争に参加するからには相当トンデモなのは間違いないけどな。キングハサンだってグランドじゃなく通常鯖に収まってる時は最大限よくてギルと同等かそれ以下なわけだし -- 名無しさん (2018-05-18 20 43 39) Apo世界では19人のハサン全ての手の内がバレてるらしいけど、それでも初代様の純粋な戦闘力には簡単に対処できないだろ… -- 名無しさん (2018-05-18 22 08 04) ↑グランドアサシンとして召喚したなら円卓でも袖にかけない強さだからどうにもならんが、「アサシン」として召喚したなら付け入る隙はありそうだ。 -- 名無しさん (2018-05-18 22 35 36) キャメロットの映画化するからHFに続いてまたハサン先生の活躍をアニメで拝めるんだな。 -- 名無しさん (2018-08-05 23 33 45) 風であれば“爆風”すらしのぐことが判明した風よけの加護 -- 名無しさん (2018-08-11 00 05 50) ↑5最期は首を撥ねられてるけどな。キングハサンと違って召喚に応じる所も所詮ただのハサンだなぁって -- 名無しさん (2018-09-04 10 46 53) バレンタインデーのフルボイス化が決定して真っ先に思い浮かんだのがこの人。フルボイスでアレが見れるんだぜ?やばくね? -- 名無しさん (2019-01-25 19 32 50) 結局Fakeの真アサって影剥なのかな。もしそうならステータス低めってことでギフト持ちに薙ぎ払われて負けるのも有り得る話だなあと思えるんだが -- 名無しさん (2019-12-02 15 16 34) ↑fakeの真アサシンは『山の翁』のアサシンとしての全盛期疑惑がある。キングハサンの気配遮断Aが「かつて習得した物の残滓」だったり、やたら信念信念言ってきたりする所がそれっぽいらしい -- 名無しさん (2020-02-28 04 12 34) ↑初代様だった場合、今までのハサンよりステータス低いってのが引っかかるのよね。超常的な能力差し引いても初代様は狂信者ちゃん超える白兵戦能力あると思うし -- 名無しさん (2020-03-09 15 55 48) 大剣持って今の状態になる前は気配遮断全振りだったんじゃない?気配遮断を極めるだけじゃどうにもならない場面に遭遇して、別の強さを突き詰めたとか -- 名無しさん (2020-03-10 17 13 39) 美遊過去編(アニメで言う雪下の誓い)のワカメアサシンは呪腕じゃない?違うかな? -- 名無しさん (2020-08-15 23 57 48) ↑ファンの間ではずっと呪腕と言われ続けてたけど作者が公式で否定した 実際、腕の使い方が呪腕とかけ離れてる -- 名無しさん (2020-10-28 20 20 20) 正面戦闘で弱いのは事実だが、暗殺合戦である冬木聖杯戦争において真アサは決して「弱い鯖」ではないと思うんだがなぁ。 -- 名無しさん (2022-03-06 19 06 34) ↑多分真っ当な魔術師しかマスターが居ないって条件ならかなり強クラスになりそうではある 描写された三次~五次については常にイレギュラー混ざってる上に四次でも五次でも勝ち筋であるところの暗殺をかなり縛られてる感じもあるし -- 名無しさん (2022-06-22 15 23 19) 仕事に私情を挟まない暗殺者の鑑 -- 名無しさん (2023-08-22 19 29 30) 2024年になって新たなハサンが現れるとはなぁ -- 名無しさん (2024-03-26 22 29 22) 名前 コメント
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カード名 シャイニング・レディ カード種別 トリガーユニット グレード 0 クラン 【ノヴァグラップラー】 種族 バトロイド 国家 スターゲート トリガー ☆+5000 パワー 5000 シールド 10000 クリティカル 1 スキル ブースト 効果テキスト - グレード0の【ノヴァグラップラー】 。 初収録は【第1弾:騎士王降臨】。 収録 カードNo イラストレーター フレイバー 【第1弾:騎士王降臨】 BT01/63 C 明貫美加 痺れなさい!
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レディ・ラベンダー レディ・ラベンダー ユニット-サキュバス 使用コスト:黒1無1 移動コスト:黒1 パワー:1500 スマッシュ:1 クイック 呼声-黒/青(あなたは、黒か青のユニットをプレイまたは移動するコストを支払うにあたり、このカードをフリーズしてよい。そうした場合、その使用または移動コストに必要な無色エネルギーを-1する。) 黒/青の呼声を持つ。 ゲーム序盤に出せれば強力なエネルギー加速として機能する。 (呼声の有効性については呼声項目参照のこと) 収録セット セカンド・センチュリー ベーシックパック(043/200 アンコモン) イラストレーター 夢路キリコ
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登録日:2018/12/10 Mon 21 25 31 更新日:2024/05/22 Wed 01 11 42NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 EXTRA FGO Fate Fate用語項目 TYPE-MOON アサシン アサシンクラス オンラインゲーム 偉人 神話 空の境界 英雄 英霊 ※この記事はFate/Grand Orderに登場するサーヴァント一覧の項目から一部内容を移転して編集した内容となっています。ご了承ください。 アサシンクラスとは、ゲーム『Fate』シリーズに登場するサーヴァントのクラスの一つである。 概要 「暗殺者」のクラス。「暗殺・殺害に関する逸話」を持つ英霊が該当する。 その性質上、真っ当な英霊というよりも反英雄に属するサーヴァントが多い。 例によって解釈の幅が広がってきており、隠れ潜むとか人を欺くなどの特徴でアサシンになっている例も出ている。 直接戦闘においては「全クラス最弱」と揶揄されるクラスであり、実際そのステータスは基本7クラスの中では最低。 が、代わりに自身の気配を消すことが出来る「気配遮断」スキルを有しており、サーヴァントにも気付かれることなく敵マスターに接近することができるため、 まさしく「暗殺者」として、サーヴァントとの直接戦闘を避けてマスターの暗殺を主とする特殊なクラスである。 トリッキーな戦術を主とするだけに、召喚した際の運用法も難しいクラスだと思われるが、 第四次聖杯戦争において、自身も暗殺を狙う衛宮切嗣は、最優と名高いセイバーよりも自身のやり方に合致したアサシンを召喚したいと内心考えていた。 また、「気配遮断」は敵マスターやサーヴァントの情報収集をするという観点では最高と言っていいスキルの一つであり、 第四次聖杯戦争では言峰綺礼が実際にその用途で運用し、情報戦で有利に立っていた他、 切嗣がアサシンを召喚したかったというのも、彼の戦術上重要となる情報収集への高い適性が理由の一つであろうと思われる。 そして聖杯戦争においては「マスター殺しのサーヴァント」としても有名。 この気配遮断は攻撃の際には大きく効果が低下するものの、仮にも英霊である彼らの奇襲は人間であるマスターに対しては十分すぎる脅威。 聖杯戦争において各マスターが表立って大きく動けないのは、このアサシンが存在するからに他ならない。 なお、ハサンの制限を抜きにした条件は非常に緩く、正真正銘の暗殺者と呼べる者は少数派。 イレギュラーで召喚された名もなき剣士(農民)に始まり、武術家、殺人鬼、悪霊、スパイ、侠客、処刑人、傭兵、拷問官、忍者、秘密警察、妖怪……と、バラエティ豊か。 あえて共通点を見出すなら「戦場以外の場所で殺害をした」「裏の世界で活動をしていた」といったところが当てはまりやすいだろうか。 全員に共通するという訳はないが、「本当の得物を隠している」という特徴もある。 凄腕の暗殺者だったらそもそも歴史に名が残ってないというのは禁句 基本ステータス ※サーヴァントによって変動する。 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 D D B E B クラス別スキル 気配遮断…自身の気配を消す能力。攻撃態勢に移るとランクが下がる特性がある。 ※その他、サーヴァントによって異なる。 ハサン・サッバーハ 冬木の聖杯戦争においては、通常はどんな魔術師がどんな触媒を使っても必ず「ハサン・サッバーハ」という英霊が召喚される。 「アサシン」という単語は元々この「ハサン」を教祖としたイスラムの暗殺教団の名前であり、 英語やフランス語としてはこの教団のイメージから「暗殺者」を意味する言葉になった。 故に厳密な意味では「ハサン」以外に「アサシン」と呼べる英霊は存在せず、 召喚においては「アサシン」というクラス自体が、この英霊を呼ぶどんな聖遺物にも勝る触媒となる。 なお型月世界での「ハサン」とは教団歴代の長たちが襲名する名前(*1)であり、召喚される英霊はこの歴代のハサンたちの中から誰かが選ばれる。 歴代のハサンたちは、それぞれ独自の暗殺術を極めた者達であるため、同じ「ハサン」であってもその能力は一人ひとり異なる。 ただし、これは「正規の手段で」アサシンのサーヴァントを召喚した場合の話である。 例えば『Fate/stay night』(第五次聖杯戦争)では、召喚者がルール違反を犯していた(*2)影響で、 ハサンではない英霊がアサシンクラスのサーヴァントとして召喚されるイレギュラーが起きている。 また、「正規召喚では必ず歴代ハサンのうちの誰かがアサシンとして召喚される」というのは冬木の大聖杯、及びそれを模倣した場合のルールであり、 冬木以外の場所で行われる聖杯戦争では、触媒次第でハサン以外のアサシンが召喚されることもある他、 作品によってはそもそもハサン縛りそのものが存在しないこともある。 各作品のアサシン ここには名称のみ記載。重要なネタバレになるので、詳細は各項目を参照。 一覧 『stay night』 ◆アサシン(Fate) ◆真アサシン(Fate) 『Zero』 ◆アサシン(Zero) 『hollow ataraxia』 ◆(詳細不明) 『EXTRA』 ◆アサシン(EXTRA) 『Apocrypha』 ◆“黒”のアサシン ◆“赤”のアサシン 『strange Fake』 ◆アサシン(Fake) ◆真アサシン(Fake) 『蒼銀のフラグメンツ』 ◆アサシン(蒼銀のフラグメンツ) 『帝都聖杯奇譚』 ◆アサシン(帝都聖杯奇譚) 『Grand Order』 今作では数多くのアサシンが登場する。 ライダークラス、キャスタークラスとは三すくみの関係で、ライダーに有利、キャスターに不利なクラス。 Quickカードが多いサーヴァントばかりの為、クリティカルスター回収率が高くデバフ持ちも多くトリッキー。 キャスター同様、クラス補正による火力不足があるが、手数が多い上にスター回収率のおかげでクリティカル率が高めなので、キャスター程は気にならない。 かつては単体宝具持ちがほとんどで、全体宝具持ちのサーヴァントは極めて少なかったが、2021年現在その差は少なくなっている。 とはいえ、ほとんど期間限定か配布鯖のため、入手機会は逃さないようにしたい。 アーチャー同様宝具発動までのチャージが短いばかりか、クリティカル発生率も高く、しかも攻撃してもNPをちょっと稼ぎにくいなど、敵として出会ったら怖いクラス。 一覧 重要なネタバレになるので、閲覧は自己責任にてお願いします。 ※恒常(スト限含む)排出は◆、限定は◇で記載します。 ★★★★★ ◆ジャック・ザ・リッパー CV:丹下桜 ILLUST:近衛乙嗣 『Apocrypha』で”黒”陣営に呼び出されるもその手を離れた暗殺者。 その正体は19世紀倫敦を震撼させた殺人鬼にして、水子たちの亡霊である。 こちらでも相変わらずとんでもない露出度の衣装を纏っているが、召喚時点(霊基第一段階)では身体をすっぽり覆うボロマントを纏っている。 Quick攻撃のスター&NP効率がとにかく暴力的に高く、桜セイバーと並ぶQuickタイプ最強サーヴァントの双璧。 女性特効の宝具や、攻撃・防御・回復と三つ揃ったスキルは非常に有用で、彼女がいるかいないかで攻略難度が左右されるクエストも少なくない。 ナーサリー・ライムと並び、カルデア幼女部の事実上の最古参。 刑部姫の登場までは、唯一の恒常★5アサシンだった。 ◇謎のヒロインX CV:川澄綾子 ILLUST:BUNBUN 期間限定イベント「セイバーウォーズ」に登場。ネタの初出はいつぞやのエイプリルフール。 「サーヴァントユニヴァース」という謎の時空から来訪したしょうたいふめいのなぞのさーばんと。 アルトリア顔のサーヴァントに並々ならぬ敵意を燃やし、手にした聖剣で正々堂々と闇討ちを行う。 完全なギャグキャラだが、敵専用の数々の魔技「セイバー忍法」を多用してくるかなりの難敵。 スキル三種強化、宝具強化、モーション変更、見た目を変える霊衣実装、さらに水着にもなったりと、とにかく全てを手に入れたサーヴァント。汚いな。さすがアルトリアきたない とにかくセイバー&アルトリア顔殺すウーマンで弓パのサイドキック。なんでアサシンなんだ ガチャで復刻される機会が異様に少なかったため、ツチノコと呼ばれていたこともある。 ◇酒呑童子 CV:悠木碧 ILLUST:本庄雷太 玉藻の前、大嶽丸と並び「日本三大化生」と呼ばれる大江の山の鬼の棟梁。 正真正銘の鬼にして、エロ衣装を纏った貧乳ロリババア系悪女。 格好もさることながら、声が非常にエロいともっぱらの評判。 宝具の威力こそ今ひとつ(後に改善)だが、極悪なまでのデバフで味方をサポートするArtsアタッカー。 その分敵に回ると凄まじい厄介者になり、特攻を突けるのが金レアぐらいだけ+低レアキャスターが速攻困難な者ばかりということでかなりの非課金勢殺し。 特に 『英霊剣豪』では頼光と同時登場してガウェインなんざ目じゃない地獄 を叩きつけてくる。パライソとどっちがキツイかは個人差(というかガチャ運)にもよるが… ◇クレオパトラ CV:釘宮理恵 ILLUST:小松崎類 古代エジプト最後のファラオ。'16ハロウィン限定。 振る舞いは高飛車でドS(親切)、パリコレかぶれのホワイト上司。 カエサルとは完全にBAR-カップル状態。 体力減少のデメリットはあるものの、高火力な全体宝具の持ち主。 延命に長けたスキルも持ち、敵として出ると割と厄介。 ◇”山の翁” CV:中田譲治 ILLUST:Ryota-H 冬木の聖杯でアサシンの座が内定している暗殺教団「山の翁」の初代首領。「初代にして最後の翁」とも。 2代目以降の襲名により名乗られる歴代の「ハサン・サッバーハ」ではなく、本来の意味で「ハサン・サッバーハ」の真名を持つグランドアサシン。 歴代ハサン達のような、隠密行動に適したいかにも「暗殺者」らしい服装ではなく、 髑髏をあしらった装飾の黒い甲冑を全身に着込んだ、さながら某ダクソに出てきそうな幽鬼の様な剣士の姿をしている。 ファンからの通称は「キングハサン」「初代様」「じいじ」。 アサシンのはずなのにBuster3枚編成という漢。現状最高位の「戦闘続行」スキルと即死&魅了耐性パッシブ持ち。 まれに通常攻撃で相手に即死判定をするパッシブを持っている。 満を持して登場した型月常連のCVジョージで、初の味方キャラ。 ◆刑部姫 CV:福圓美里 ILLUST:森山大輔 遂に登場したジャックちゃんに続く★5恒常アサシンにして、初のQuickサポーターのはずだった。 『EXTRA』から存在が示唆されていた姫路城の妖怪だったが、蓋を開けてみれば「Fate」史上トップクラスのヲタ女子。 戦闘では折り紙とタブレットで戦う。引き籠もりは蜜の味。 現状唯一の「Quick非攻撃宝具」という特性にかなり足を取られており、扱いが妙に難しい。 だが極めれば味方全体に防御系バフを盛りまくって完封する、何時ぞやのマシュを彷彿とさせる活躍を見せる。 後にスキル強化で味方全体に割と強めのクリティカルバフを撒くようになり、攻撃性で足を引っ張ることが少なくなった。 ◇セミラミス CV:真堂圭 ILLUST:近衛乙嗣 最古の毒殺者にして、贅沢と退廃を好む天草の嫁アッシリアの女帝。 マスターに対しても蠱惑的な言動を取るが、割と親しみやすい一面も持っており、特に天草が絡むと表情豊かになる。 2018年のバレンタインイベントの目玉キャラとして限定実装。 アサシンでありながらキャスターでもあるという希少な「二重召喚」特性を再現し、Arts3枚+Buster全体宝具という完全にキャスターのカード構成を持つ。 毒と一緒にばらまくBuster耐性ダウンが強烈。(ギリシャ勢を除く)赤の陣営のサーヴァントと相性が良い。 ◆李書文 CV:安井邦彦 ILLUST:ワダアルコ 中国武術の達人、その老境に差し掛かった姿。 技術の全盛期であり、若い時に比べて大人しくなったがその拳には微塵の衰えもない。 NP効率に優れ、八極拳再現のヒット数の少なさを優秀なスキルで補うArtsクリティカルアタッカー。 彼の実装により、☆5アサシンの区分だけでカード構成全種コンプを果たした。 ◇カーマ CV:下屋則子 ILLUST:ReDrop インド神話の愛の神。要らぬとばっちりでシヴァに焼き殺される羽目になってグレてしまった。 本来は男性だったが、パールヴァティーが切り離していた聖杯に人生を狂わされた少女の影の部分が依り代となって現界している。 イラスト担当からも納得のドスケベっぷりだが、実はノッブの自称で有名な第六天魔王波旬と同一視されている側面を隠し持っており、そちらは 名実ともにデンジャラス・ビーストである 。 相手の好みにある程度合わせた姿に変身できるという能力を持っているためか、再臨するとロリ→少女→女性と成長(変化)する。 おかげで戦闘モーションや台詞のパターンがとても多く、実質三体分という豪華仕様。 おまけになんとクエストやイベント特攻など編成での性別制限を一切受けない。男湯クエストに男の娘共々紛れ込むドスケベ少女 プレイヤー時としては アルターエゴに一時的に完全有利になるスキル と、エジソン以来となるオーバーチャージ増加スキルを持っている。 しかしその真髄は単体宝具でボスを瞬殺したり足止めしたりしつつ、HP・NP回復スキルと無期限ガッツでしぶとく食らいつく、高難易度戦のエース。 ◇光のコヤンスカヤ CV:斎藤千和 ILLUST:ワダアルコ 6周年記念で実装された自称・玉藻の前の「影」、バニーの日の前日にやってきた自称タマモバニー。どのツラ下げて来た枠期待の新人 斎藤千和女史演じるサーヴァントで通常7クラス制覇を飾った、最早隠す気/Zeroの獣属性サーヴァント。「光」ってなんだよ 始皇帝がいると半分歩いてきたことに呆れ、リンボに対しては安倍晴明の噛ませや猫科マッチョと言いたい放題。 誰かがより高い場所から落ちる様も、ドン底から這い上がってくる様も大好きなため、 勝手にドン底に落ちては勝手に這い上がって来る事に定評のあるこの人と相性がいいのではないかとされているが、 召喚時のボイスでは「少しだけ予定を前倒して召喚に応じた(要約)」という不穏な発言をしており… 宝具込みBuster3枚構成かつアタッカーとしての性能も超一級だが、正体は「環境が1周回ってきた」と称されるNP50%チャージ可能なBusterサポーター。 全体的なCTがかなり重く設定されているが、まさかのBuster宝具3連射による敵の数に左右されない力押しのシステム周回を可能とする。 ◇呼延灼 CV 石見舞菜香 ILLUST トリダモノ 2022年ハロウィンイベントで実装。同年実装サーヴァントシルエットでは、同時ピックアップの黄飛虎と並んで最後に明かされた。イベント直前での呼び名は「梁山泊のアサシン」。 燕青と同じく『水滸伝』の登場人物。双鞭と連環馬によって梁山泊を大いに苦しめたが敗北し入山することに。 作中の性別とは違い女性として登場型月恒例の女体化、所属先であるはずの梁山泊へ軍を率いて攻め寄せるが、イベントシナリオで見せたその驚愕の本性とは…… クイックとバスターの双鞭で攻めるバリバリのアタッカー。無敵貫通や強化解除耐性つきの回避など持っていて頼もしい実戦的なバフを持ち、宝具の連環馬で敵をまとめて踏み潰せる。 ◇テスカトリポカ CV:三上哲 ILLUST:田島昭宇 LostbeltNo.7で登場したアステカ神話の主神。自ら器を用意して降臨した疑似サーヴァント。 金髪ロングにサングラスのイケメンだが、どことなくホストかヤクザを彷彿とさせる男性の姿で召喚される。 闘争を司る神であり、敵にも味方にも平等に恩恵と苦難を与える一筋縄ではいかない性格。そのハードボイルドさに魅了されたマスター多数。 近代の武器に凝っていて、手斧をつけたカスタム銃を愛用するが、腕前ははっきりいってヘタクソ。5発撃って1発しか当たらない。殴った方が早ぇ。暴れん坊照準 そして実装後のバレンタインイベントでは流れ弾が当たりまくり、ハードボイルドというよりハーフボイルドな事になってしまった…… スキルと宝具両方でNPを供給することで礼装なしでの宝具連射を可能とする。通称ポカポカシステム。 周回に使わずともNP供給に加えて無敵付与・無敵貫通・ガッツと性能は折り紙つき。 一方でフィールド効果を打ち消す効果も持っておりガウェインやノッブなどのフィールドを活かすサーヴァントとは編成相性が悪い。 ◆果心居士 CV 瀬戸麻沙美 ILLUST 米山舞 俗に言うネロ祭り枠のボックスイベントである『風雲からくりイリヤ城 ~果心居士のささやかな野望~』にて実装。なんと恒常星5アサシンはおっきー実装から5年半ぶり。 どことなく道化師を思わせる風貌の少女。その正体は加藤段蔵の作者にして、風魔一族と縁の深い妖術師。 少女の見た目は彼女(?)が可能な限り自分をカラクリで改造し続けた結果で、本人曰く「人の部位は片目の魔眼くらいしか残っていない」レベル。つまりほぼ全身義体のサイボーグ。 第3再臨からは球体関節や空洞の胸部、蜘蛛の足を模したサブアームとより人間離れした見た目となる。 機械仕掛けの身体故に上手く笑えず、喋り方も非常にぎこちない事が悩みだったのだが……? VOICEROIDかSiriを思わせる機械音声チックな喋りだが、これらは担当声優の瀬戸麻沙美氏が上手いこと演じているという職人技。 状態異常「拘束」を駆使する全体アタッカー。スキルや宝具で相手を拘束状態にし、特攻ダメージで殲滅する。 最高30のNPを獲得するスキルや、自身のQuickカードに追加で最大10のNP回復効果を付与するスキルを持ち、QとAが2枚編成な事もあってかNP効率は非常に良好。 また、他のスキル効果もアサシンに嬉しいQuick強化、スター生産、スター集中、クリティカル強化とスキがない。 ただし、全体的にスキルのCTが重く設定されてる点がネックか。 ★★★★ ◆ステンノ CV:浅川悠 ILLUST:AKIRA ギリシャ神話におけるゴルゴン三姉妹の長女。通称「上姉様」。 男の憧れの具現、完成した「偶像(アイドル)」「理想の女性」として生まれ落ちた女神とされる。 下姉様ことエウリュアレ同様、対男性に特化した性能を持つ。 しかしそれ以外の使い道がほぼないのにカモになる男性高レアライダーが初期には全然いなかった影響もアリ、 バトルでの評価は散々で、原作よろしく「上姉様は愛でるもの」等、観賞用扱いされていた頃もある。 元々HPとAtkが総じて高く、現在では男性ライダーも増えたことや、強化クエストで強力なサポートスキルを手に入れたりしてかなり持ち直している。 ちなみに、数少ない「Buster非攻撃宝具」の持ち主。彼女以外ではレオニダス王・ジキル・卑弥呼しかいない。 ついでに言えば、攻撃せずに即死効果だけを付与する唯一のサーヴァントでもある。 ◆カーミラ CV:田中敦子 ILLUST:okojo ドラキュラと並んで吸血鬼の代名詞になっている、美しき女性の吸血鬼。 正体はカーミラのモデルである「エリザベート・バートリー」その人。 エリちゃんとは可能性だとか平行世界のどうこうだとかではなく、完全に同一人物である。言わばエリちゃんの方がリリィに近い状態。 周囲に自身の行動が「悪」だと気付かせなかった為に、「彼女」は血の伯爵夫人へと成り果ててしまった。 その性質上、嗜虐的ながらどことなく退廃的な雰囲気も纏う色白の美女…という言動ではあるのだが、 自身の若い頃であるエリちゃんがやりたい放題やっている影響で、黒歴史をまざまざと見せつけられて遠い目をする被害者ポジションが板に付いてしまっている。 宝具性能だけはジャックちゃんとよく似ているが、スキルと属性で差別化されている為、 クエストや編成によってはジャックちゃんに負けないくらいには戦える。 なお、初期バトルモーションはキャスターよろしく謎の光弾をぶつけるだけのしょっぱいものだったが、 改修によってアイアンメイデンをぶつけたり、爪で斬りつけたりと『らしい』モーションになった。 ◇両儀式 CV:坂本真綾 ILLUST:武内崇 『空の境界』の顔にしてヒロイン(女性の主人公という意味合いで)。 空の境界コラボイベントで配布サーヴァントとして登場した。 ぶっきらぼうではあるが、割と主人公やマシュのことは気に入っており、姉御肌な一面も見せる。 今なおアサシンクラス屈指の名アタッカーで、恒常★4アサシンを差し置いて一番オーソドックスな性能。 ◆エミヤ CV:小山力也 ILLUST:AKIRA 第四次聖杯戦争に突如現れた、赤いフードを被った謎のサーヴァント。…一体何者なんだ…(棒) 同じ真名のアーチャーとはどことなく似た雰囲気を持つが、全くの別人。 ただし彼の関係者ではあり、かつて聖杯戦争に参加したマスターの一人が英霊化したもの。 本来ならば英霊として召喚されるほどの存在ではないが、人理修復という一大事に対応するため、例外的に召喚されたという。 現状は彼以外だと陳宮ぐらいしか保有していない、他人へのターゲット集中スキルを有する。 Arts多めでありながらカード性能は噛み合わず、クリティカル重視という癖の強いアタッカー。 ◇スカサハ(水着) CV:能登麻美子 ILLUST:こやまひろかず 2016年夏の水着イベントの限定配布サーヴァントとして登場。 ご存じおっぱいタイツ師匠が麗しけしからん水着姿でアサシンに転身。まだ若いし、いけるし 宝具は即死確率こそ低いが、アサシンクラスでは希少なQuick全体宝具。 ◆新宿のアサシン CV:岡本信彦 ILLUST:縞うどん 上半身の半分を覆う刺青が特徴的な美丈夫。明朗快活な性格であり、武術と楽器の演奏が得意な無頼漢。 とある拳法の開祖とされており、EXランクの中国拳法スキルを持つ。 スター操作に長けるが火力の低さが悩み。真価は幕間の物語(≒1.5部1章)と宝具強化クエストをクリアしてから。 全スキルがクリティカルスターに関連し、宝具でも星を出してくるクリパのマネージャー。 ◆不夜城のアサシン CV:井澤詩織 ILLUST:原田たけひと アガルタの一角「不夜城」を支配する、中華仕様な拷問系鬼畜ロリータ。ヘボットのアサシン 「くっふっふー!」等の可愛らしい言動ながら、割と聡い面や拷問を好むドSな一面も見せる。 超貴重な味方のQuick強化でアタッカーもサポーターも両方こなせる有能幼女。絆礼装と合わせればQuickバフは実質的にスカディの次点につける。 宝具で威力アップしたクリティカルをブチ込むと、Quickアサシンでも上位の瞬間火力を発揮する。 「不遜すぎてびっくりするー!」 ◇メジェド様ニトクリス CV:田中美海 ILLUST:縞うどん 「フケイ…フケイデアルゾ…。こ、こら!御衣をめくってはいけません!」 出オチにも程がある、夏の海に突然現れたメジェド様。出てる出てる耳めっちゃ出てる一体何者なんだ…(棒) 初期状態と、顔を出した再臨後で戦闘モーションからマイルーム台詞まで異なるステキ仕様。 キャスター時代から相変わらず全体宝具持ちだが、実は盾役として結構優秀。 ◆アサシン・パライソ CV:佐倉綾音 ILLUST:ひろやまひろし 謎の妖術師により呼び出されて魔改造された英霊剣豪の1体。 『LastEncore』のOP歌ってた人っぽい色々アウトな服装をした露出過多な服装が特徴的な忍。 性別が曖昧に見えるため色々議論が起こったが実装に伴い女性であると確定。余計にアウトなビジュアルだった。 一応再臨する度に着込んでいくのでこれ以上露出は増えない。だが最終再臨でさらに脱ぐ 『英霊剣豪七番勝負』ではガウェイン以上とも言われる最強クラスのエネミーの一人として立ち塞がり、単体宝具持ちキャスターがろくすっぽ引けていないプレイヤーを阿鼻叫喚に叩き込んだ。 結構な被虐体質&不幸属性持ちで、『英霊剣豪』での末路から新たな扉を開いたプレイヤーもいるとかいないとか。 カルデアに召喚される彼女は非常にマスターに忠実なくノ一として振る舞っており、「忍を使い捨てようとしない、滅多に出会えぬ理想的な主人」と好印象を持っている。 味方としては低火力で頼りないが、宝具やスキルに妨害能力が充実している。 宝具強化により基礎火力が向上し、呪いの効果をアップする呪厄状態付与という効果が得られたが、それと同時にキャスター・リンボとの相性まで向上してしまった。パライソちゃんの受難は続く スリップダメージも積み重ねながら戦う、長期戦向きのArtsファイター。 ◆加藤段蔵 CV:明坂聡美 ILLUST:曽我誠 まさかのアンドロイド対魔忍くノ一。 バベッジ先生のような経歴ではなく正真正銘本物のアンドロイド。設定レベルで存在していた「機械の英霊」。 露出は少ないが全身タイツでほのかな色気を感じるビジュアル。 1.5部初出サーヴァントでは珍しく最初から真名が明かされている。 アサシンでは珍しくBusterが多いため、マーリン等のサポートを受けやすい。 また魔性特効の全体宝具と、仲間に回避と無敵をそれぞれ分け与えられるスキル持ち。 難のあった宝具火力も、強化クエストにて基礎火力の向上と味方全体のBuster性能をアップする効果が得られた。 ◇牛若丸(水着) CV 早見沙織 ILLUST 坂元みねぢ 水着になったらテンション的に鞍馬山の修行時代になぜか近付いてしまった牛若丸。 「遊びこそが修行である」という修行時代の精神でとにかく動き回る困った夏のハッスル忠犬。 普段より布が多い NPチャージ持ちかつQuick全体宝具が超強力。スカサハ=スカディと組ませれば宝具3連発も一応可能。 ◆虞美人 CV 伊瀬茉莉也 ILLUST toi8 史記、漢書にて断片的に語られる謎に包まれた項羽の寵姫。その正体は2000年以上の時を生きる精霊・吸血種。 古代中国の伝承に語られるところの仙女、真人とされているが、吸血種であるがゆえ歴代の代行者たちから迫害を受けてきており、筋金入りの人間嫌い。 そのこともあり、マスターに対しても上から目線の態度を取ることが多い。 彼女の名が由来である虞美人草は「雛芥子」ともいうが、その正体は…? 新所長と並ぶギャグイベントのツッコミ兼おバカ担当。即堕ち1week。 一応イベ限ではない全体宝具持ち。ATKがかなり低くバフ絡みでも癖が強いが、Arts1枚キャラでは屈指のNP効率の鬼。 かつてはスキルの強化解除耐性アップ効果が1ターンのみで、せっかくの宝具連射力が腐りやすかったが、 強化クエストにより効果が3ターンに延びた上に高性能な攻撃力アップのバフ(こちらも3ターン持続)まで付いてきたので、火力の低さに関しては大分フォローされている。 ◇グレイ CV:上田麗奈 鳥籠に収納された匣型魔術礼装アッドを所有する、自称「どっちつかず」の少女。 とある事件に巻き込まれた孔明の宝具「出師表」による縁を媒介した結果、サーヴァントとして現界した異例のアサシン。 アサシンとなった理由は「武器を隠している事」がアサシンクラスの適用範囲と合致したため。鉄壁のスカートの持ち主。 来るとしてもガチャの目玉だろうと目されていたが、まさかの配布☆4アサシンとして実装された『ロード・エルメロイII世の事件簿』シリーズヒロイン。 アサシン界隈でも特に貴重なNPチャージスキル+全体宝具持ちであり、NP効率も良好なため連発も容易い。 スキルレベルを伸ばしきった時の宝具威力も然ることながら、自己バフと死霊特効も持つため多少競合サーヴァントがいたとしてもスタメン起用も十分可能。 ◇オキタ・J・ソウジ/沖田総司(水着) CV 悠木碧 ILLUST 武内崇 ネタにされ続け数年、2019年も水着無しかと思われたら後半追加組として電撃参戦した沖田さん。ついに大勝利である。 と、思いきやただの水着ではなく、諸事情により ユニヴァース製のジェットを腰に搭載したサイボーグに改造されている。 わけがわからないよ。 「絶対に取り外せないし仮に取り外すと死ぬ、その上デカくて邪魔くさいブースター」を始めとする高性能だけど微妙にポンコツなメカを付けたり入れられたりしている。 これらの無茶な改造の影響で、元々戦闘でも不安定気味な彼女はさらに不安定かつアンバランスな状態となってしまった。 ただしサイボーグ化のおかげで持病から開放されておりいつも以上に元気。 なお、第一、第三段階は非常にテンションが高く、ちょっぴりヒロイン力もセイバー時より高まった水着美少女だが、 第二段階では打って変わって必殺仕事人モードとなり、任務に忠実なヒットマンめいた言動になる。 宝具、スキル、クラススキルのほぼ全てにデメリットが付随するピーキーなアタッカー。 スキルを切るタイミング等をミスると文字通り死ぬ事になるが、そのポテンシャルはスカディ同伴ジャックちゃんに勝るとも劣らないトップクラス。 また、後にゴッホちゃんという「領域外の生命」に強力なバフを与えるサーヴァントが実装され、 フォーリナー以外では数少ない対応サーヴァントとして独自の強みを持つに至った。クリティカルがさらに鬼火力に。 ◇鬼一法眼 CV 加隈亜衣 ILLUST 大森葵 鎌倉イベントで配布された牛若丸こと源義経の師匠。自身も天下万世の師を自負している。 京の一条堀川に住んだとされる法師陰陽師にして兵法家、ついでに古流剣術の開祖ともされる剣豪、その上僕っ娘でもある盛りだくさんな御仁。 その実態は人ならざる魔に属するモノであり、今回の姿もよく取りはすれど仮初のものなのだとか。 カード性能こそクセが強いがスキルはシンプルながら攻防サポートバランス良く揃っている。 最大の特徴は星出しとNPリチャージに優れたQ全体宝具でキャストリア登場以降下火になっていたWスカディシステムに対応している事。 対ライダー周回では水着の弟子を差し置いて主役として大暴れしてくれるだろう。 かんら、からから! ◇ロクスタ CV:紡木吏佐 ILLUST:BLACK ACコラボイベント『螺旋証明世界リリムハーロット』にて現れた、ローマ皇帝ネロに仕える暗殺者。 その実態はまさかのキノコ狂い女子。 衣装が紫でキノコだが奈須きのこではない。 Arts単体宝具で通常Arts3枚のキャスター仕様だが、逸話通りの毒使い。 毒特効宝具に加え、自ら毒を服用してそれを回復に転化させる独特の性能を持つ。 ◆耀星のハサン CV:KENN ILLUST タスクオーナ かつて蒼銀のフラグメンツ企画で語られたアサシン候補の一人『輝く星のハサン』恐らくその人。『ようせい』だがユダではない。 静謐の先代だが高校生として違和感なく潜入できるほど年若。暗殺者たらんと自制しているものの精神的にも青さが抜け切れていない。 その分付き合いやすくもあるが。 呪腕様は「マスター殿ー!マスター殿ー!」と朗らかに駆け寄ってきた?忘れろ。 奏章Ⅱ“不可逆廃棄孔 イド”で恒常実装。同章の開始時に事件に先んじて召喚され、現地では仮契約を固辞しマスターを見定めると一歩引いた形を取ると言いつつも割と甲斐甲斐しく助けてくれる。ツンデレ?。 ハサンとしては特にスピードに優れている。魔術回路を活性化させ光りながら高速移動するのが耀星の由来。 ただし限界を超えると流星のように燃え尽きる。 性能においてもQuickをひたすら強化しスターとクリティカルを量産していく。 ★★★ ◆荊軻 CV:田中敦子 ILLUST:高橋慶太郎 始皇帝の暗殺を試みた刺客。対外的な邪魔のせいでそれは果たせなかったが、成功すれば中国の歴史を大きく変えてしまったかもしれない。 ちなみに知名度があまりないので気づかれにくいが女体化枠である。 荊軻という名を知らなくとも、彼女が酒を飲んで大暴れした逸話から生まれた「傍若無人」という言葉を知っている人は多いだろう。 バリバリのクリティカルアタッカー。自前ではあまり星を出せないので、なんとか頑張って工面したい。 度重なる強化により自前で星を生産し『王』特攻で王様をころころする瞬間火力を得た。 ◆ヘンリー・ジキル/ハイド CV:宮野真守 ILLUST:中原 一つの肉体に二つの人格を宿した青年。別作品では狂戦士だった。 人の「善と誠実」を信じるのがジキルで、「悪逆」を愛するのがハイド。 ぐだぐだオーダーでの名前は「アサ紳士ン」。 世にも珍しい、バーサーカーにクラスチェンジする宝具を実装している。 ハイドに変身するとトンデモピーキーなクリティカルをお見舞いする。 ◆百の貌のハサン CV:阿部彬名 ILLUST:タスクオーナ 『Zero』に登場した多重人格ハサン。今回メインでプレイヤーと接するのは女性アサシン(通称「アサ子」)の方。 「他愛なし」 CTの短い回復と回避スキルでしぶとく生き残れる、割と長期戦向けのバランスアタッカー。 うまくハマるとArts宝具で何故かスターを稼いでくるという謎ムーブをかます。 ◆風魔小太郎 CV:花江夏樹 ILLUST:佐々木少年 風魔一族五代目頭首。何故か目隠れ脇チラ美少年として登場している。 言葉少なく引っ込み思案な性格だが、忍としての技量は確かで人格も善良な好青年。属性は混沌・悪だけど。 ジャックに負けない星生産能力を持つクリティカルスター職人。デバフや貴重な全体Quick宝具もなかなかに頼れる。 ただし素のNP回収率は低いため、自分の出したスターでクリティカルを出していかないと宝具の発動にたどり着きにくい。 また『英霊剣豪』をクリアしないと宝具が強化されない伸びしろの重たさがネック。 ◆静謐のハサン CV:千本木彩花 ILLUST:中原 『蒼銀のフラグメンツ』より参戦した”山の翁”の一人。 全身猛毒の儚げな美少女。 メインクエストでの活躍から、控えめな言動をしつつも主人公に強い好意を寄せるキャラクターとなっており、 とあるイベントでは『溶岩水泳部』の一員として非常に強いインパクトをプレイヤーたちに見せつけた。 毒付与や毒強化等の毒関連スキルや単体宝具が目白押しのArtsタイプアサシン。セミラミスやロビンフッドと相性が良い。 ◇岡田以蔵 CV:吉野裕行 ILLUST:lack ご存知幕末の人斬り以蔵にして、史上初の限定★3鯖。 本人曰く自称「人斬り」のサーヴァント。龍馬とは深い因縁があるようだが… 別名ナメクジ。ポメ蔵。無辜のポメラニアン。始末犬。犬。 人斬り故の〔人型特攻〕と最短CTのスター集中が魅力。限定だけあってわりかし自己完結できる方。 ★★ ◆呪腕のハサン CV:稲田徹 ILLUST:タスクオーナ 暗殺教団の歴代頭目の1人。元祖(真)アサシン。 『FGO』で最も株を上げた『stay night』初出サーヴァントの一人と言えるかもしれない。 レアリティ詐欺の一角であり、初心者から熟練のマスターまで使えるいぶし銀な男ハサンせんせー。 初期勢の中でもカード性能が地味に良く、風除けの加護をまといながらNPとスターを稼いでくれる。 ◆シャルル=アンリ・サンソン CV:宮野真守 ILLUST:しまどりる パリにおいて死刑執行を務めたサンソン家四代目の当主。 本来は『暗殺者』ではなく処刑人であり医者でもある。 人道的配慮から『ギロチン』を考案し、激動の時代であるフランス革命においてあらゆる階層の人間を処刑した経歴を持つ。 かのマリー・アントワネット王妃やルイ16世の処刑を担当したのもシャルルだったという。 元々はクールで落ち着いたキャラという印象であった。竹箒日記できのこがフランストリオのネタを投下するまでは。 そんな彼もセイレムシナリオで真面目な側面が強調され、少し持ち直した………かもしれない。 弱体解除と足回りの良い体力回復スキルと悪特攻での攻撃もできるサポーター兼サブアタッカー。 ◆ファントム・オブ・ジ・オペラ CV:置鮎龍太郎 ILLUST:縞うどん 小説『オペラ座の怪人』に出てくる怪人。尤も、モデルとなった人物の可能性もあるが。 原典と同様、顔の右半分を白い仮面で隠しているのが特徴。精神汚染がマッハでやばいが、自覚と自制で自身を律している。 清姫とは似た者同士だが、狂化していながらもマスターとコミュニケーショを取れる彼女のことを羨ましく思っているとのこと。 言動だけならまだこちらのほうが理性的に見えなくも無いが、一応あちらは安珍自体とマスターの区別がついているため、こちらのほうがヤバい気もする。 彼の宝具の名は生前に惹かれ、報われなくとも愛し続けた『若き女優』から取られている。 ちなみに第3再臨の前後でバトルキャラが大幅に変化する。 シナリオでは完全な初見殺し。特に女性サーヴァントだけでパーティを組んでいると鬼門になる。 メインシナリオの出番も一瞬、イベントでも一番理性的に会話してたのが魔法少女萌え状態の時とメタ的にも不遇な扱いだったが、 お返し礼装によって一気に株を上げた。不意打ちで萌え死んだというマスター多数。さすがアサシン。 実は酒呑童子及び風魔小太郎追加まで長いこと唯一の全体宝具持ちアサシンであった。 そのため対ライダー周回に重宝する……と言いたいところだが、低レアリティ故の低ステータスと低性能Quick3枚のためになんとも使いづらい男。宝具の6T弱体耐性半減と魅了付き強化解除スキルに活路を見出したい。 敵だと結構怖いのだが……。 ★ ◆佐々木小次郎 CV:三木眞一郎 ILLUST:また 元祖アサシン。風流を解する侍。…え?農民?NOUMIN?ハハハ。 序盤に優しい仕様は真のドラゴンスレイヤーだとかなんとか。 「えぇー? ほんとでござるかぁ?」 豊富なQuickにより相手を斬り伏せるSAMURAI。スカディがいるとレアリティに似合わない火力を得る。 実はクリティカル威力アップとスター集中が両方持続する現状唯一のアサシン。 ◆マタ・ハリ CV:種田梨沙 ILLUST:こやまひろかず フランスのパリを中心に世界の裏側で活躍した美貌の女スパイ。 扇情的な踊り子の衣装で包んだナイスバディな姿で将校たちを魅了したようだ。 なのでいきなり脱ぐ。ドフォーーーーウ!? 何気にシリーズでも珍しい、活動期間が20世紀を含む英霊。 やっと第一次世界大戦関連のサーヴァントが出たかと思ったらこの人か……と思った戦史ファンも多いかも知れない。 魅了による行動抑制と防御デバフで相手を妨害するデバッファー。運用にはかなり難のある性能だが、1部最終章のとある戦いにおいてはジョーカー的存在と成り得る。 ◆シャルロット・コルデー CV:堀江由衣 ILLUST:蒼月タカオ 「暗殺の天使」と呼ばれた令嬢。恐怖支配を行う革命過激派に義憤を、何も出来ないフランス王宮に失望を抱き、革命過激派暗殺計画を思いつく。 そして様々な幸運もあって、革命過激派の高官を刺殺する事に成功した。してしまった。 犯行後は潔く逮捕され、サンソンのギロチンによって首を撥ねられ生涯を終えた。 天真爛漫さとドジっ娘な振る舞いの中に鋭い殺意を忍ばせ、無害と思われるほど彼女にあっさり殺されやすくなる、ある意味でのアサシンの完成形。 しかもこれらは彼女の天然であり、意図的なものではない。 2部5章前半での意外な活躍と衝撃的な別れのシーンから新たなヒロイン候補としてマスター達に傷を残していった。 盛りまくったおっぱいArtsバフと火力強化の後に、レアリティに似つかわしくない必中高火力宝具で相手をブチ抜くミス一発屋。 エリちゃんほど極端ではないが、なんかパル○ンテっぽい火力スキルを持っている。 関連項目 ◆セイバー ◆アーチャー ◆ランサー ◆ライダー ◆キャスター ◆バーサーカー ◆エクストラ 追記・修正は骨の仮面を被ってお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ☆5のとこに山の翁がいませんが -- 名無しさん (2018-12-11 16 46 18) ☆4内部に☆3が入ってる形になってますよ -- 名無しさん (2018-12-11 19 46 27) パライソに苦戦した覚えがなかったんだがそんなヤバイ敵だったっけ…?頼光酒呑の方が印象つよいんだけど -- 名無しさん (2018-12-12 20 40 37) エクストラ除くと未だにこのクラスだけ金鯖がいない -- 名無しさん (2019-03-16 10 08 19) マスター殺しできたアサシンの方が少ない説 -- 名無しさん (2021-02-04 13 04 04) 切嗣が欲しがったクラスの鯖だけどその中でも百貌(多人数の利点ありあり)とfakeの真アサシン(信念のあるマスターが好き)が相性良さそう。 -- 名無しさん (2023-06-09 19 28 37) 名前 コメント
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ここは会場内に存在する、とあるコンビニ。 むろんバトルロワイアルの会場内である以上店員は配置されていないし、商品棚は全て空だ。 そんな店の中に、リボンだらけのかわいらしい服を纏った一人の参加者が立っていた。 「冗談じゃないわ……。 何よ、殺し合いって……!」 本来は可憐な顔を憤怒にゆがめ、ドスの利いた声で少女は独りごちる。 彼女の名は、ライト月子。本名、黒田月子。 かつて「小学生デュエル四天王」の一角に数えられていた、幼きデュエリストである。 「私だけならまだしも、尚磨くんや知り合いが巻き込まれてたらどうしよう……。 ばらばらに参加者を集めるよりも、ある程度共通点のある人間の方が拉致しやすいだろうし……」 月子が真っ先に心配するのは、思い人である遊佐尚磨。 もし彼もこの殺し合いに参加させられていたら、絶対に主催者を死ぬよりひどい目に遭わせると決意を固める。 次いで、兄であるダーク黒田。 中二病で度を超したシスコンでうざったい兄だが、さすがに死んでもいいと思うほどではない。 それにデュエル仲間のストロング十九やサイキック天道、憧れの存在である赤星王座も心配だ。 「何せ、遊戯王キャラのコスプレをするようなやつだもの……。 デュエリストを重点的に狙ってる可能性は高いわ」 ここからはしばらくメタ視点での解説になるが、お付き合い願いたい。 月子が初登場したのは、3DSのゲーム「遊戯王デュエルモンスターズ 最強カードバトル!」である。 だがこの月子は、漫画「遊戯王OCGストラクチャーズ」が出展だ。 公式で明言されてはいないが、両作品は「よく似た並行世界」であるとファンからは認識されている。 なぜなら前者は「遊戯王原作と繋がった世界」であるのに対し、後者が「遊戯王の物語がフィクションである世界」だからである。 ゆえに「ストラクチャーズ」世界の月子からは、主催者として姿を見せた乃亜は「乃亜のコスプレをした何者か」という認識になってしまうのだ。 「それにしても、なんで乃亜なんて微妙なポジションのキャラなのかしら……。 深い理由があるのかもしれないけど……。さすがに初代のアニメはちゃんと見てないのよね……」 思考を巡らしつつ、月子は店の外に出る。 その瞬間、彼女は自分の警戒心のなさを後悔することになる。 店のすぐそばに、偶然他の参加者がいたのだ。 しかもその手には、ナイフらしき刃物が握られている。 (しまった、こっちは何の武器も……) 慌ててランドセルに手を伸ばそうとする月子だったが、その前にナイフが彼女の眼前に突きつけられる。 「動かないで。私は殺し合いをやるつもりはないわ。 そっちに敵意がないなら、私もあんたを傷つけない」 月子にそう宣告する少女は、野球のユニフォームを身に纏っていた。 気の強そうなその顔立ちには、わずかに汗が浮かんでいる。 「私も殺し合いに乗るつもりはないわ。 もちろん、あなたを傷つけるつもりもない。 だから、このナイフをどけてほしいのだけれど」 毅然とした態度で、月子は言い放つ。 ユニフォームの少女は数秒ほど沈黙していたが、その後観念したようにナイフをおろした。 「オーケー、信用するわ。 しかしあんた、たいした度胸ね。 刃物突きつけられて、焦りもしないなんて」 「ただの虚勢よ。それに、あなたが殺し合いに乗ってないっていうのは本当だと思ったから。 乗っているなら、わざわざこんなことせずに無言で刺すでしょ?」 「まあ、それもそうね」 ユニフォームの少女は、一歩下がって苦笑いを浮かべる。 「どう? お互い殺し合いをやるつもりがないなら、とりあえず組まない? 一人よりは二人の方が安全でしょ?」 「それはそうだけど……」 「ああ、先に自己紹介するべきかしら? 私は、橘みずき。見ての通り、シニアで野球やってるわ」 「私はライト……いえ、ここは本名で名乗るべきね。 黒田月子よ」 「何? 芸名? タレントでもやってるの?」 名前を言い直した月子に、みずきは怪訝な表情を浮かべる。 「そういうわけじゃないわ。あだ名みたいなものよ。 デュエルモンスターズの界隈でのね」 「デュエルモンスターズ……っていうと、カードゲームの? ごめん、私は詳しくないのよね。 クラスメイトがやってるのを見たことあるくらいで」 「そう……」 どうやら、全ての参加者がデュエルモンスターズに詳しいわけではないらしい。 とはいえ、みずきが少数派という可能性もある。 月子は、自分の推測を完全には捨てないでおく。 「……っと、話がそれたわね。 それで、どう? 組んでもらえるかしら?」 「ええ、いいわ。私一人では、できることなんてたかがしれているもの。 お世話になるわ、橘さん」 「オッケー! よろしく!」 嬉しそうに、月子の手を取るみずき。 だがその直後、彼女は何かに気づいたような表情を浮かべる。 「そうだ、いちおうあれ聞いておかないと」 「何かしら?」 「なんか私の荷物に、私に似た女の子が描かれたカードがあったのよ。 気味が悪いから、すぐにしまっちゃったんだけど……。 あれ、デュエルモンスターズのカードだったかも」 そういいながら、みずきは自分のランドセルをあさる。 そして、1枚のカードを取り出した。 「これこれ。見たことある?」 みずきの持つカード。そこには「パワプロ・レディ三姉妹」という名前が記されていた。 「ハーピィ・レディ……じゃない? 何かしら、このカード……」 未知のカードを前に、月子は首をひねるしかなかった。 【ライト月子@遊戯王OCGストラクチャーズ】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:主催者は許さない。知り合いも参加させられていたら、もっと許さない。 1:私の知らないカード……? [備考] ※参戦時期は中学生編と高校生編の間。 【橘みずき@パワフルプロ野球2022】 [状態]健康 [装備]アサシンダガー@ドラゴンクエストシリーズ [道具]基本支給品、「パワプロ・レディ三姉妹」@遊戯王OCG、ランダム支給品0~1 [思考・状況]基本方針:生き残る。 [備考] ※サクセスモード「パワフル高校ライバルズ あかつき黄金世代編」からの参戦です。 ※コラボの関係でデュエルモンスターズを知っていますが、具体的な知識はほぼありません。 【アサシンダガー@ドラゴンクエストシリーズ】 暗殺者が用いる短剣。 低確率で急所に当たり、敵を即死させることができる。 【「パワプロ・レディ三姉妹」@遊戯王OCG】 攻撃力1950 守備力2100 パワプロと遊戯王のコラボによって作成されたカード。 「早川あおい」「橘みずき」「六道聖」というパワプロの女性選手を代表する3人がモチーフになっている。 なおパワプロファンの間でも彼女たちが「パワプロ3姉妹」と呼ばれることがあるが、ユニット名のようなものであり血縁関係はない。 また、フレーバーテキストはメタ情報を含むため一部削除されている。
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モンスターカード 神獣王バルバロス 究極封印神エグゾディオス カオスエンドマスター シャインエンジェル x3 フォーチュンレディ・ライティー x3 フォーチュンレディ・ファイリー x3 フォーチュンレディ・ウインディ x2 フォーチュンレディ・ウォーテリー x3 フォーチュンレディ・ダルキー x3 フォーチュンレディ・アーシー x2 魔法カード フューチャー・ヴィジョン x2 魔法族の里 テラ・フォーミング x3 フォーチュンフューチャー x3 罠カード 亜空間物質転送装置 x2 フォーチュン・スリップ x2 フォーチュン・インハーリット x2 運命湾曲 x2 マジシャンズ・サークル ↑ コレが俺のデッキだ!!(ガチではない)